ストーン・フリーの能力は糸|できないこと・元ネタ・登場する巻

ストーン・フリーは、第6部『ストーンオーシャン』の主人公・空条徐倫のスタンドです。自分の体を糸にほどいて操る能力で、鉄格子越しに相手を殴ったり、糸を編んで物を作ったりできます。

「石(ストーン)なんて出てこないのに、どうしてこの名前なの?」は分かりにくいところ。名前の意味と同名の曲、花京院のハイエロファントグリーンとの違い、登場する巻と話数までまとめました。

第6部の結末と徐倫の最期に触れるので、ネタバレを含みます。

ストーン・フリーの基本情報

本体は空条承太郎の娘、空条徐倫です。初登場とステータスを一覧にしました。

項目内容
本体空条徐倫(アニメの声はファイルーズあい)
登場する部第6部『ストーンオーシャン』(全17巻・通算64〜80巻/アニメ全38話)
初登場(原作)第6部第1巻(2000年5月1日発売)
初登場(アニメ)第2話「ストーン・フリー」
能力自分の体を糸状に変えて自在に操る
射程距離1〜2メートル
ステータス破壊力A・スピードB・持続力A・精密動作性C・成長性A
英語表記Stone Free(『オールスターバトル』以降の北米版は Stone Ocean)
同名の曲ジミ・ヘンドリックスの「Stone Free」(1966年)

破壊力はAですが、射程距離は1〜2メートルしかありません。人型の像で殴れるのは、徐倫のすぐそばだけです。

本体の徐倫は1992年生まれの19歳。冤罪で州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所に収容された囚人で、囚人番号はFE40536です。

ストーン・フリーの能力|体を糸にほどいて操る

目覚めのきっかけは、1つのペンダントでした。弁護士を通して届いた母からの差し入れに、父の空条承太郎から託されたペンダントが入っていたのです。

埋め込まれていた「スタンドの矢」の欠片に触れて、徐倫の能力が発現します。集英社も第6部第1巻の内容紹介で「ペンダントを手にした徐倫に変化が」と書いています。

能力はひとつだけ。自分の体を糸に変えることです。糸の使い方で戦い方が変わるので、押さえる点を3つに分けます。

糸にするのは自分の体が基本(限界は約24メートル)

発現したころ、糸にできたのは徐倫自身の体だけでした。

物語が進むと、自分が触れている相手も糸に変えられるようになります。発現当初と成長後で、できることが変わるスタンドです。

体そのものが糸に変わるので、糸を出すほど体が減っていきます。自分の体だけを糸にした場合の限界は、24メートル程度です。

人型のスタンド像も糸の束

糸が集まると、緑色のサングラスをかけた人型の像になります。外見はロボットのようです。

ただし像が届くのは1〜2メートルの範囲です。それより遠くへ手を伸ばすには、像の形をやめて糸にほどきます。糸状になれば、鉄格子越しに相手を殴るラッシュもできます。

糸が傷つくと徐倫が痛みを負う

糸は徐倫の体そのものです。傷つけられれば、本人がそのままダメージを受けます。

体の70%程度、心臓付近まで糸にしてしまうと絶命する危険があります。糸を伸ばすほど戦える範囲は広がり、同時に危険も増えていく能力です。

スタンドが傷つくと本体も傷つくというのは、スタンドの基本ルールそのままの形です。

できること・できないこと

原作で描かれた使い方を2つの表に分けました。まずは糸でできることから。

できること中身
糸にほどいて隙間を抜ける鉄格子越しに相手を殴るラッシュもできる
糸で物を作る捕縛用のネット、防弾チョッキ状に編んで弾を防ぐ
傷口を縫合する糸をそのまま使い、その場でふさぐ
衣服に擬態する糸を服の形に見せる
遠くの会話を聞く糸電話のように音を伝える
糸の結界を張る糸を張り巡らせ、動く物体を検知する
通常の鉄格子を壊す成長後は3分程度で破壊できる
触れている相手を糸にする発現当初はできず、成長後にできるようになる

殴るだけの能力ではありません。閉じ込められた場所から抜け出す手段にも、周りを探る手段にもなります。

次は、原作で示されている限界です。2つの表とも、時期で変わる項目には「発現当初」「成長後」を添えました。

できないこと原作での扱い
24メートルを超えて伸ばす自分の体だけを糸にした限界が24メートル程度
心臓付近まで糸にする体の70%程度まで糸にすると絶命の危険
糸のダメージを避ける糸は本人の体なので、傷つけば本人が傷つく
金網状の鉄格子を壊す発現当初のパワーでは破壊できない
鉄製扉の電子ロックを破るウェザー・リポートと2人がかりでも数時間かかる
メイド・イン・ヘブンの加速に追いつく追いつけないまま敗れる(第6部第17巻・アニメ第37話)

強さの順位は公式に決まっていません。原作が示しているのは、この線引きまでです。

名前の意味と英語表記|なぜ「石」が出てこないのか

「石」が指しているのは、徐倫が閉じ込められた刑務所そのものです。

スタンド名を付けたのは徐倫自身で、「この石の海(=G.D.st刑務所)から自由になる」という意思が込められています。

舞台のグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所は、海に囲まれた場所です。部の題名『ストーンオーシャン』と同じ「ストーン」が、スタンド名にも入っています。

英語表記は Stone Free です。ゲーム『オールスターバトル』以降の北米版では、「Stone Ocean」に改名されています。

英語のページで「Stone Ocean」と出てきても、別のスタンドではありません。

ストーン・フリーの元ネタ|同名の曲「Stone Free」

スタンド名と同じ「Stone Free」は、ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)の曲です。

録音は1966年11月2日、ロンドンのデ・レーン・リー・スタジオでした。イギリスではその年の12月16日、デビューシングル「Hey Joe」のB面として世に出ます。

アメリカでA面として発売されたのは1969年9月15日。カップリングは「If 6 Was 9」で、コンピレーション盤『Smash Hits』にも収められました。

第4部以降のスタンド名は、洋楽のアーティスト名・曲名・アルバム名から採られていることが多いです。第6部にも、ジェイル・ハウス・ロックやボヘミアン・ラプソディーといった曲名と同じスタンド名が並びます。

聞き慣れない敵の名前が出てきたら、曲名として調べてみてください。

ハイエロファントグリーンとの違い

ハイエロファントグリーンは、第3部の花京院典明のスタンドです。どちらも体をほどく能力ですが、ほどくものが違います。

ストーン・フリーがほどくのは徐倫の肉体、ハイエロファントグリーンはスタンド自身の体です。

項目ストーン・フリーハイエロファントグリーン
糸にするもの徐倫の肉体スタンドの体(紐状・実際は帯状に近い)
本体との距離像が届くのは1〜2メートル本体から100メートル以上離れられる
破壊力・スピードA・BC・B
持続力・成長性A・AB・D

離れて戦えるかどうかが、一番大きな違いです。徐倫は自分の体を差し出して前に出るしかなく、花京院典明は離れた場所から糸を送り込めます。

花京院とのつながりが気になる人へ。アニメ公式サイトの徐倫の紹介にも、公式ポータルの第6部の紹介にも、花京院の名前は出てきません。

登場する巻と話数

グェス戦から最後の戦いまで、原作の巻とアニメの話をそろえました。

出来事原作の巻アニメの話
グェスと戦う第6部第1〜2巻第2話「ストーン・フリー」
承太郎のスタンドのDISCを奪われる第6部第3巻第6話「エルメェスのシール」
フー・ファイターズと戦う第6部第4巻第8話「フー・ファイターズ」
C-MOONと戦う第6部第16〜17巻第34話「C-MOON その①」
メイド・イン・ヘブンに敗れる第6部第17巻第37話「メイド・イン・ヘブン その②」

表の巻数は第6部の中での数え方で、その出来事が描かれている範囲を書きました。第6部は単行本 全17巻、通し巻数では第64〜80巻です。

C-MOON戦の決着は第17巻に入るため、メイド・イン・ヘブン戦の行と巻が重なります。

最後の戦いは第6部第17巻(2003年7月4日発売)です。集英社の内容紹介にも「一丸となって立ち向かう徐倫たち」とあります。

徐倫はケープ・カナベラルでプッチに全身をバラバラにされ、命を落とします(第6部第17巻)。アニメ第37話のあらすじは、大量のナイフが突き刺さろうとする場面までです。

続く第38話「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」では、止まらない時の加速のあと宇宙が一巡します。目を覚ましたエンポリオが頭へ押し込むのは、徐倫が授けたDISCです。

宇宙が一巡する仕組みは、メイド・イン・ヘブンと一巡後の世界にまとめました。

アニメ全38話は、Netflixで3回に分けて先行一挙配信されました。公開日は2021年12月1日・2022年9月1日・2022年12月1日です。

地上波の放送が始まったのは2022年1月8日です(2026年9月20日時点)。どこまで見るか迷っている人は、ジョジョ6部は何話まで見るべきかも読んでみてください。

関連するスタンド・人物

徐倫の父は、第3部の主人公・空条承太郎。そのスタンドスタープラチナのDISCを奪われたことが、第6部の物語を動かします。

最後の相手は、プッチ神父のメイド・イン・ヘブン。時間を加速させ、宇宙を一巡させるスタンドです。

参考

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