【SBR】ディオとディエゴ・ブランドーの違いは?|スタンド・声優・結末まとめ

ディエゴ・ブランドーは、第7部『スティール・ボール・ラン』に登場するイギリス出身の天才騎手です。呼び名は「Dio(ディオ)」。第1部の宿敵ディオ・ブランドーと同じ名前を持つ、別の世界のもうひとりのディオです。

「本編のディエゴと、ザ・ワールドを使うディエゴは別人?」というのが、第7部でいちばん混乱しやすいところです。この記事では、プロフィール・スタンド・声優から結末まで、根拠の巻数つきで整理しました。

この記事は第7部の結末までのネタバレを含みます。未読の人は気をつけてください。

ディエゴ・ブランドーのプロフィール

ディエゴは、1890年の北米大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」の優勝候補のひとりです。アニメ公式サイトは、イギリス競馬界の貴公子とも呼ばれる天才騎手だと紹介しています。

まずは基本情報から。

項目内容
名前ディエゴ・ブランドー(英語表記 Diego Brando)
通称Dio(ディオ)
登場する部第7部『スティール・ボール・ラン』(全24巻・全95話)
出身イギリス
立場・職業騎手。レースの優勝候補のひとり
愛馬シルバー・バレット(アラブとサラブレッドの混血)
スタンドスケアリー・モンスターズ
初登場第7部第1巻(通巻81)第1話「スティール・ボール・ラン 記者会見」

生まれてすぐ川に流されたディエゴは、見捨てきれず思いとどまった母に助けられ、貧しい農場で育ちます。

5歳のとき、嫌がらせで食器を壊された母は、自分の両手を受け皿にしてシチューを食べさせます。その母も破傷風のため、23歳の若さで世を去りました。

母の死後、ディエゴは社会の頂点に立つことを誓い、騎手として名を上げていきます。ここまでが、原作の回想で語られる生い立ちです。

アニメ公式サイトが書く「冷徹な野心家」の背景には、この記憶があります。

ディエゴ・ブランドーのスタンド

ディエゴのスタンドは、生き物を恐竜に変えるスケアリー・モンスターズです。時を止めるザ・ワールドを使うのは、終盤に現れる並行世界のディエゴだけ。

スケアリー・モンスターズ(本編のディエゴ)

スケアリー・モンスターズは、もともと刺客フェルディナンド博士の能力です。第3ステージのディエゴは博士に恐竜化させられ、駒として利用されていました(第7部第6〜7巻)。

転機は博士の死です。ディエゴは第7部第7巻で聖なる遺体の眼球を手にし、恐竜化を自分の能力として受け継ぎました。

基本形は、自分自身が恐竜になって戦うこと。のちに小動物を恐竜に変える応用も見せますが、動いていないものを認識できない弱点があります。

できること・できないことの一覧と元ネタは、スケアリー・モンスターズの解説記事にまとめています。

THE WORLD(ザ・ワールド)を使うのは並行世界のディエゴ

ザ・ワールドの使い手は、ここまで読んできた本編のディエゴではありません。大統領がD4C(いともたやすく行われるえげつない行為)の能力で連れてきた、別の並行世界のディエゴです。

登場は第7部第23巻から。原作での表記は「THE WORLD」で、自分以外の時間を5秒間だけ止めます。

姿は第3部のDIOのザ・ワールドとよく似ています。見分けどころは、肘とひざに入る「D」の意匠です(第7部第23〜24巻)。

人を並行世界から連れてくる仕組みは、D4Cとラブトレインの解説で確かめられます。

ディエゴ・ブランドーの声優・キャスト

TVアニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』の声は石川界人です(アニメ公式サイト)。媒体ごとに担当が違うので、表で整理しました。

作品担当
TVアニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』(2026年)石川界人
VOMIC加藤将之
ゲーム『オールスターバトル』『アイズオブヘブン』『オールスターバトル R』子安武人

『オールスターバトル R』では、DLCの「並行世界から来たディエゴ」も子安武人の担当です(ゲーム公式サイト)。

石川界人は、オーディションで「無駄無駄」の数にこだわったと明かしています。2025年9月23日のアニメ新情報発表イベントでの発言です。

第1部のディオの代名詞でもある「無駄無駄」は、第7部でも並行世界のディエゴが決戦で放ちます(第7部第23〜24巻)。

登場する巻と話

初登場は第1話、退場は最終決戦と、ディエゴはレースの最初から最後まで関わります。出来事ごとの巻と話に、アニメの状況を添えました(2026年9月2日時点)。

出来事第7部の巻(通巻)話アニメ
初登場(レース前の記者会見)第1巻(81)第1話「スティール・ボール・ラン 記者会見」1st STAGE(2026年3月19日配信)
第1ステージで2位に入る第2〜3巻(82〜83)—1st STAGE(ゴール争いまで)
スケアリー・モンスターズの能力を得る第6〜7巻(86〜87)第28〜31話「スケアリー モンスターズ その①〜④」未配信
大統領に左眼球を奪われる第18巻(98)—未配信
本編ディエゴの最期第19巻(99)第76話「D4C その⑨」未配信
並行世界のディエゴとの決戦第23〜24巻(103〜104)第90〜93話「ハイ・ヴォルテージ」未配信
頭部の接触で崩壊・死亡。優勝は失格に第24巻(104)—未配信

ディエゴの動きだけを読み返すなら、第6〜7巻・第19巻・第23〜24巻の3か所を開いてください。

アニメで配信済みなのは1st STAGE(2026年3月19日、1話47分)で、ディエゴも登場済みです。続きの2nd & 3rd STAGE(全11話)は、2026年9月25日からNetflixで毎週金曜に配信されます。

全11話が原作のどこまでを描くかは、発表されていません(2026年9月2日時点)。恐竜化の第6〜7巻まで進むかどうかも、続報待ちです。

結末と生死(ネタバレ)

ここから先は、第7部の結末に触れます。ディエゴの最期は2段階あり、本編のディエゴが第19巻、並行世界のディエゴが第24巻です。

本編のディエゴの最期(第19巻)

本編のディエゴは、第7部第19巻(通巻99)の第76話「D4C その⑨」で死亡します。

大統領の能力の弱点を見つけ、あと一歩まで追いつめた場面でした。走る列車の上で下半身をつかまれ、車輪に引きずり込まれて胴体を切断されます。

集英社の第20巻の紹介文にも、「無惨な最期を遂げたDio」とあります。この場面が本編のディエゴの退場です。

並行世界のディエゴの最期(第24巻)

死んだはずのディエゴは、第23巻でもう一度現れます。追いつめられた大統領が、D4Cで別の並行世界から連れてきた「もうひとり」です。

このディエゴはTHE WORLDで時を止め、ジョニィを追いつめます。タスクACT4の無限の回転さえ、片脚を犠牲にしてしのぎました(第7部第23〜24巻)。

決着をつけたのはルーシー・スティールです。ディエゴが1位でゴールした直後、本編のディエゴの頭部を持ち込み、接触させました(第7部第24巻)。

並行世界のルールでは、同じ人物どうしが触れると双方が崩壊します。ディエゴは命を落とし、1位でのゴールは失格になりました。

レースの最終結果は、ディエゴの失格で繰り上がったポコロコが優勝、2位はノリスケ・ヒガシカタです(第7部第24巻)。

「結局、ディエゴは何回死んだの?」への答えも表にまとめます。

誰が第7部の巻(通巻)どうなった
本編のディエゴ第19巻(99)大統領との戦いで列車に轢かれて死亡
並行世界のディエゴ第24巻(104)本編ディエゴの頭部と接触して崩壊・死亡

数えると2回ですが、同じ人物が2回死んだわけではありません。別々の世界のディエゴが、1回ずつ命を落としています。

DIOとの関係・関連する人物

ディエゴは、第1部のディオ・ブランドーとは別人です。第7部そのものが、第1〜6部とは別の世界の物語だからです。

荒木飛呂彦は『青マルジャンプ』(集英社、2004年)のインタビューでディエゴに触れています。第1部のディオと生い立ちも似ていて、違うのは石仮面のない世界にいること、という説明です。

「3人のディオ」の区別は、この表で確かめてください。

人物世界・登場する部スタンド結末
ディオ・ブランドー(DIO)第1〜6部の世界。第1部・第3部に登場ザ・ワールド(第3部)第3部の決戦で空条承太郎に敗れる
本編のディエゴ第7部の基本世界スケアリー・モンスターズ第7部第19巻で死亡
並行世界のディエゴ第7部終盤に連れて来られた別の並行世界THE WORLD第7部第24巻で崩壊・失格

見分けの軸は「どの世界にいるか」の1つだけです。

レースでディエゴと関わりの深い人物もまとめました。

  • ジョニィ・ジョースター: 主人公で、最終決戦の相手。ジョニィ・ジョースターのプロフィールと結末で追えます。
  • ジャイロ・ツェペリ: レースのライバル。ジャイロ・ツェペリの鉄球と最期にまとめています。
  • フェルディナンド博士: スケアリー・モンスターズのもとの持ち主です(第7部第6〜7巻)。
  • ファニー・ヴァレンタイン: 本編ディエゴの命を奪い、並行世界のディエゴを呼び込んだ大統領。
  • ルーシー・スティール: 並行世界のディエゴに決着をつけた人物です(第7部第24巻)。

参考

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