ジョニィ・ジョースターは、第7部『スティール・ボール・ラン』の主人公です。スタンドはタスク、アニメの声は坂田将吾。下半身不随の元騎手が、ジャイロ・ツェペリの「回転」に希望を見つけてレースに出る、というのが物語の入り口です。「ジョナサンの子孫なのか」「結局どうなったのか」は、第7部から入った人も第1部から追ってきた人もつまずきやすいところ。この記事では、プロフィール・声優・登場する巻から、第8部『ジョジョリオン』で語られる最期と子孫の家系図まで、根拠の巻数つきでまとめました。
この記事は第7部の結末と、第8部『ジョジョリオン』第5巻で語られるジョニィの死に触れます(ネタバレを含みます)。
ジョニィ・ジョースターのプロフィール
ジョニィは、1890年に開かれた北米大陸横断の馬のレースに飛び込みで参加する、19歳の元騎手です。本名はジョナサン・ジョースターですが、作中で「ジョジョ」と呼ばれる場面はなく、ずっと「ジョニィ」で通ります。身長・体重・誕生日は、原作にも公式サイトにも記載がありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ジョニィ・ジョースター(英語表記 Johnny Joestar) |
| 本名 | ジョナサン・ジョースター |
| 登場する部 | 第7部『スティール・ボール・ラン』。その後は第8部『ジョジョリオン』第5巻 |
| 年齢 | 19歳(第7部、1890年)。第8部の記述では1901年11月に29歳 |
| 誕生日 | 原作・公式サイトに記載なし |
| 身長・体重 | 原作・公式サイトに記載なし |
| 血液型 | 原作・公式サイトに記載なし |
| 出身 | アメリカ・ケンタッキー州ダンビル |
| 立場・職業 | 元騎手。レースの参加者 |
| 家族 | 父ジョージ・ジョースター、兄ニコラス(5歳上) |
| 愛馬 | スローダンサー(アパルーサ種、11歳) |
| スタンド | タスク(ACT1〜ACT4) |
| 初登場 | 第7部第1巻(通巻81)第2話「ジャイロ・ツェペリ」 |
表の本名は第1部の主人公と同じですが、ふたりの生きる世界は別です。第7部は、第6部の結末のあとに始まるパラレルワールドの物語で、ジョニィはそこに生きる別のジョースター家の人物。だから第1〜6部の家系図には入りません。名前が同じなので検索すると混ざりやすいのですが、「本名は同じ、世界が違う」の1点で見分けがつきます。
父と兄ニコラス(下半身不随になるまで)
父ジョージ・ジョースターは、厳格な牧場主で馬の調教師です。父が溺愛していた5歳上の兄ニコラスは、練習中の落馬事故で亡くなります。馬を驚かせた白いネズミは、幼いころに兄の提案で森へ逃がした「ダニー」だ、とジョニィは思い込み、ずっと悔やんできました。兄の死の7年後、デビュー戦に兄の形見のブーツを履いて出ようとして父とけんかになり、家を追い出されます。
騎手として名を上げたジョニィを待っていたのが、レースの2年前の事件です。ガールフレンドにそそのかされて劇場の列の先頭に割り込み、徹夜で並んでいた男にとがめられます。係員を買収して追い出そうとしたところ、その男に背中を撃たれて下半身不随になりました(第7部第1巻)。
レースに出た理由は、第1ステージの見物中にジャイロ・ツェペリの鉄球の「回転」の余波で、動かないはずの脚がかすかに動いたからです(第7部第1巻)。その秘密を知るために急きょ参加を決めたので、目的は最初から優勝ではなく、脚を治す手がかりでした。
ジョニィ・ジョースターのジョジョ立ち
ジョニィの「ジョジョ立ち」として知られるのは、前かがみの立ち方です。ふだんは車椅子か馬上で描かれるジョニィにとって、数少ない立ち姿でもあります。
ジョニィ・ジョースターのスタンド「タスク」
タスクは、自分の爪を回転させて弾丸のように撃つスタンドです。第2ステージの「悪魔の手のひら」で聖人の遺体の左腕が宿ったときに生まれました(第7部第4巻)。ACT1からACT4まで4段階に進化するので、生まれた場面と巻を表にしました。
| ACT | きっかけ | 初登場(第7部の巻・話) |
|---|---|---|
| ACT1 | 「悪魔の手のひら」で遺体の左腕が宿る | 第4巻 第18〜19話「悪魔の手のひら」 |
| ACT2 | ジャイロの LESSON4「敬意を払え」。黄金長方形の回転を得る | 第11巻 第43〜44話 |
| ACT3 | 自分を撃ち、肉体を回転に巻き込む | 第15巻 第56〜59話「シビル・ウォー」〜「ゲティスバーグの夢」 |
| ACT4 | 馬の脚力による「騎兵の回転」。無限の回転 | 第22巻 第85〜87話「ボール・ブレイカー」 |
ACT1〜ACT3はジョニィひとりで撃てますが、ACT4だけは馬に乗っていないと発動しません(第7部第22巻)。大統領に決定打を与えたのもこのACT4です。愛馬スローダンサーが最後まで欠かせない相棒なのは、この条件があるからです。
ジョニィ・ジョースターの声優
TVアニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』(2026年)でジョニィを演じるのは坂田将吾です(アニメ公式サイト)。発表は2025年9月23日の新情報発表イベントで、ジャイロ役の阿座上洋平らと同時でした。アニメより前に、ゲームとVOMICにも別の声が付いています。
| 作品 | 担当 | 備考 |
|---|---|---|
| TVアニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』(2026年) | 坂田将吾 | 2025年9月23日に発表 |
| TVアニメ 英語吹替 | Daman Mills | — |
| ゲーム『オールスターバトル』『アイズオブヘブン』『オールスターバトルR』 | 梶裕貴 | 『オールスターバトルR』公式サイトに記載 |
| VOMIC | 水島大宙 | — |
「ジョニィの声優は梶裕貴では」と思った人は、ゲーム版の記憶で合っています。ゲームとアニメで声が変わる、と覚えておいてください。
登場する巻と話
ジョニィは第7部第1巻から第24巻(通巻81〜104)まで全編に登場し、その後の人生は第8部『ジョジョリオン』第5巻で語られます。出来事ごとの巻と話に、アニメがどこまで来ているかを添えました。
| 出来事 | 第7部の巻(通巻) | 話 | アニメ(2026年8月30日時点) |
|---|---|---|---|
| 初登場。ジャイロの「回転」に出会う | 第1巻(81) | 第2話「ジャイロ・ツェペリ」 | 1st STAGE(2026年3月19日配信) |
| 撃たれた過去と、レースに出る決意 | 第1巻(81) | 第2〜5話 | 1st STAGE |
| タスク ACT1 が発現 | 第4巻(84) | 第18〜19話「悪魔の手のひら」 | 2nd & 3rd STAGE の範囲(9月25日から) |
| ACT2 初使用(サンドマン戦) | 第11巻(91) | 第43〜44話 | 未配信 |
| ACT3 初使用(アクセル・RO戦) | 第15巻(95) | 第56〜59話「シビル・ウォー」〜「ゲティスバーグの夢」 | 未配信 |
| ACT4 発現(大統領戦) | 第22巻(102) | 第85〜87話「ボール・ブレイカー」 | 未配信 |
| 大統領に勝ち、自分の足で立つ | 第22〜23巻(102〜103) | 第88〜89話「ブレイク・マイ・ハート ブレイク・ユア・ハート」 | 未配信 |
| 並行世界のディエゴ戦 | 第23〜24巻(103〜104) | 第90〜93話「ハイ・ヴォルテージ」 | 未配信 |
| レース終了。ジャイロの棺と船に乗る | 第24巻(104) | 第94〜95話「星条旗の世界」「星条旗の世界-OUTRO」 | 未配信 |
| その後が語られる | 『ジョジョリオン』第5巻(109) | 第22話「杜王町『1901年』」 | アニメ化なし |
アニメでジョニィをすでに見た人へ。配信済みの1st STAGE(2026年3月19日、1話・47分)は第1ステージのゴールまでを描くので、タスクはまだ出てきません。2nd & 3rd STAGE(全11話)は、2026年9月25日から Netflix で毎週金曜に配信されます(アニメ公式サイト)。タスクが生まれる第2ステージは、この範囲に入ります。
結末と生死(第8部で語られるその後)
ジョニィは第7部では生き残ります。亡くなるのは、第8部『ジョジョリオン』第5巻で語られる1901年です。
第7部の結末
ジャイロと組んで戦う最後の相手は、アメリカ合衆国大統領ファニー・ヴァレンタインです。ジャイロは大統領戦で敗れて命を落とします(第7部第21〜22巻)。ジョニィは、ジャイロが遺した LESSON5 と LESSON1 をもとに ACT4 を生み出し、大統領を撃ちます。大統領に勝ったとき、ジョニィはついに自分の両足で立ち、歩けるようになっていました(第7部第22〜23巻)。
大統領を倒しても、レースは終わりません。時を止める並行世界のディエゴ・ブランドーが現れ、ジョニィを追い詰めます。決着をつけたのは、基本世界のディエゴの首を持ち込んだルーシー・スティールでした(第7部第23〜24巻)。
レースのあと、ジョニィはジャイロの遺体を納めた棺を背負い、ヨーロッパ行きの船に乗ります(第7部第24巻)。同じ船にはレース準優勝のノリスケ・ヒガシカタも乗っていて、この船で第8部の東方家とつながります。
『ジョジョリオン』第5巻で語られる1901年
ジョニィのその後を語るのは、『ジョジョリオン』第5巻(通巻109、2013年10月18日発売)の第22話「杜王町『1901年』」です。第7部を読み終えて「ジョニィはどうなったの?」と気になった人は、この1話を読んでみてください。杜王町に伝わる「ファンタジー伝承」をペット屋の老人が語る形で、結末はここにまとまっています。出来事を年の順に並べます。
- レースのあと、大西洋を渡る船の中で東方理那と出会う。理那は初代東方憲助の娘
- 1892年、理那と結婚。理那は18歳
- 1898年、息子ジョージ・ジョースター(III世)が生まれる
- 理那が不治の病にかかる。記憶を失ったり戻ったりするところから始まり、顔に折り紙のような折り目がついて固くなる
- ジョニィは第7部の「聖なる遺体」を盗み出し、理那の病を取り除く。代わりに病は「等価交換」で息子のジョージに移る
- 1901年11月、29歳のジョニィは日本政府の要望による馬術指導のために来日し、杜王町へ
- ジョージを救うためにジョニィが病を引き受け、11月11日の夕刻に岩による事故に遭う。翌日未明に死亡、享年29歳
死因の書き方がページごとに違うのは、記録と伝承の2つの語られ方があるからです。作中の新聞報道と公式の記録が伝えるのは、岩(落石)による事故。一方で杜王町に伝わる話では、息子の病を引き受けて自ら死を選んだ、と語られます。「自殺」と書くページはこの伝承の側を指しているので、どちらで覚えていても、原作で確かめるならこの第22話です。
ジョニィ・ジョースターの家系図と関連する人物
第7部の世界のジョースター家は、第1〜6部のジョースター家とは別の家系です。ジョニィを起点に第8部『ジョジョリオン』、第9部『The JOJOLands』へと血がつながるので、名前と続柄、登場する巻を表にしました。
| 人物 | 続柄 | 登場する部と巻 |
|---|---|---|
| ジョージ・ジョースター | 父。牧場主で調教師 | 第7部(回想)、レース終盤のニューヨーク(第23〜24巻) |
| ニコラス | 兄(5歳上)。落馬事故で死亡 | 第7部(回想) |
| 東方理那 | 妻。1892年に結婚 | 『ジョジョリオン』第5巻・第27巻(エピローグ) |
| 東方憲助(初代) | 義父。第7部のノリスケ・ヒガシカタ | 第7部(第24巻のエピローグほか)、『ジョジョリオン』第5巻 |
| ジョージ・ジョースターIII世 | 息子。1898年生まれ | 『ジョジョリオン』第5巻 |
| ジョセフ・ジョースター | 孫。1941年に17歳 | 『ジョジョリオン』第27巻(エピローグ) |
| 吉良・ホリー・ジョースター | ひ孫。ジョセフの長女 | 第8部『ジョジョリオン』 |
| 吉良吉影 | ホリーの息子(玄孫) | 第8部『ジョジョリオン』 |
| ジョディオ・ジョースター | 玄孫。母バーバラ・アンはホリーの妹 | 第9部『The JOJOLands』 |
第8部のジョセフはジョニィの孫、第9部のジョディオはジョニィの玄孫にあたります(2026年8月30日時点)。「ジョディオは同じジョースター家なのか」という疑問には、ジョニィ → ジョージIII世 → ジョセフ → バーバラ・アン → ジョディオの流れが答えです。
レースでジョニィと深く関わる5人も、巻数つきで短く並べます(巻数はすべて第7部)。
- ジャイロ・ツェペリ: 回転の師で、LESSON1〜5 をジョニィに授けます。第4ステージのリンゴォ・ロードアゲイン戦「男の世界」(第7〜8巻)は、のちのジャイロの考え方に大きな影響を与えた戦いです。大統領戦で命を落とします(第21〜22巻)。
- ディエゴ・ブランドー: ライバルの騎手。並行世界のディエゴが第23〜24巻でジョニィと戦います。
- ファニー・ヴァレンタイン: アメリカ合衆国大統領で、D4C(いともたやすく行われるえげつない行為)の本体。第22〜23巻でジョニィに敗れます。能力の中身はD4Cとラブトレインの解説で確かめられます。
- ルーシー・スティール: 並行世界のディエゴを崩壊させて決着をつけます(第24巻)。『ジョジョリオン』第27巻のエピローグでは、1941年の杜王町でジョセフと出会います。
- スティーブン・スティール: レースの主催者で、ルーシーの夫。


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