ジョジョの最終決戦のあとに誰が生き残るかは、部によってまったく違います。いちばん少ないのは第6部で、生き残ったのはエンポリオ・アルニーニョただひとりです(第6部第17巻)。
「ジョルノは6部で死んだの?」「仗助はどうなったの?」のように、原作で描かれていない生死ほど噂が広がりやすいところ。この記事では、第1部から第9部までの死亡キャラと生き残りを、根拠の巻つきで一覧にしました。
この記事は第1部から第9部(連載中)までの主要人物の生死に触れます(ネタバレを含みます)。
ジョジョの死亡キャラと生き残りの一覧(第1部〜第9部)
まずは部ごとに1行ずつ、顔ぶれを主要な人物に絞ってまとめました。誰がどの巻で倒れるかは、次の「部ごとの生死と根拠の巻」で人物ごとに確かめてください。
| 部 | 生き残った主要人物 | 死亡した主要人物 |
|---|---|---|
| 第1部 | エリナ/スピードワゴン/ポコ | ジョナサン/ツェペリ/ダイアー/ジョージI世 |
| 第2部 | ジョセフ/リサリサ/スージーQ/スモーキー | シーザー/シュトロハイム/ワムウ/エシディシ |
| 第3部 | 承太郎/ジョセフ/ポルナレフ/ホリィ | アヴドゥル/花京院/イギー/DIO |
| 第4部 | 仗助/億泰/康一/露伴/由花子/早人 | 虹村形兆/矢安宮重清/辻彩/吉良吉影 |
| 第5部 | ジョルノ/ミスタ/トリッシュ/フーゴ | ブチャラティ/アバッキオ/ナランチャ |
| 第6部 | エンポリオ | 徐倫/承太郎/エルメェス/アナスイ/ウェザー/F.F./プッチ |
| 第7部 | ジョニィ/ルーシー/スティーブン/ポコロコ | ジャイロ/ヴァレンタイン/ディエゴ |
| 第8部 | 定助/康穂/憲助/つるぎ/常秀 | 常敏/豆銑礼/虹村京/東方花都/透龍 |
| 第9部 | 未確定(連載中) | ボビー・ジーン/寧波 |
いちばん目につくのは第6部と第4部の差です。第6部は主人公チームがエンポリオを残して全滅し、第4部は主要人物がそのまま杜王町の日常に戻ります。
部ごとの生死と根拠の巻
ここからは部ごとに、人物・生死・根拠の巻を表にまとめます。死亡シーンが何巻にあるかを探しているなら、表の「根拠の巻」の列が目印です。
第1部『ファントムブラッド』の生死
ジョナサン・ジョースターは1889年2月、ディオに襲われた客船とともに海へ沈みます(第5巻)。致命傷を負いながら最後の波紋で船を爆破し、ディオの首を抱えて息絶えました。
| 人物 | 生死 | 根拠の巻 |
|---|---|---|
| ジョナサン・ジョースター | 死亡 | 第5巻 |
| ウィル・A・ツェペリ | 死亡 | 第4巻(タルカス戦) |
| ダイアー | 死亡 | 第5巻(気化冷凍法) |
| ジョージ・ジョースターI世 | 死亡 | 第2巻(ディオのナイフ) |
| エリナ・ジョースター | 生存 | 第5巻(カナリア諸島沖で救助) |
| スピードワゴン | 生存 | 第5巻 |
エリナは赤ん坊を抱いて船を脱出し、数日後に救助されます。このときジョージII世を身ごもっていたので、ジョースターの血統はここでつながりました(第5巻)。
ディオは首だけの姿で生き延びます。そのままカナリア諸島の海底に沈み、約100年後に引き上げられて第3部のDIOになりました。
第2部『戦闘潮流』の生死
波紋の戦士で命を落とすのはシーザー・ツェペリです。ジョセフもリサリサも重傷から生還します。
| 人物 | 結末 | 根拠の巻 |
|---|---|---|
| シーザー・ツェペリ | 死亡 | 第10巻(ワムウ戦) |
| ルドル・フォン・シュトロハイム | 死亡 | 第12巻(1943年の戦死) |
| ワムウ | 死亡 | 第11巻 |
| ジョセフ・ジョースター | 生存 | 第12巻(船に救助される) |
| リサリサ | 生存 | 第12巻 |
| カーズ | 宇宙をさまよう | 第12巻 |
カーズを「死亡」に入れていないのは、原作が死を描いていないからです。火山の噴出で宇宙空間へ放り出され、思考を止めたまま漂い続ける姿で出番が終わります(第12巻)。
シュトロハイムの戦死は、本人が戦う場面ではなくエピローグの説明で語られます。同じエピローグで、リサリサが1948年にハリウッド映画の脚本家と再婚したことも示されました(第12巻)。
生き残った人のその後も、ここで明かされます。スージーQはジョセフと結婚し、娘のホリィをもうけました。スモーキーは苦学のすえ、ジョージア州初の黒人市長になります(第12巻)。
第3部『スターダストクルセイダース』の生死
エジプトへ向かった旅の仲間のうち、アヴドゥル・花京院・イギーの3人が死亡します。
| 人物 | 生死 | 根拠の巻 |
|---|---|---|
| モハメド・アヴドゥル | 死亡 | 第26巻(ヴァニラ・アイス戦) |
| イギー | 死亡 | 第26巻(ヴァニラ・アイス戦) |
| 花京院典明 | 死亡 | 第28巻(DIOとの決戦) |
| DIO | 死亡 | 第28巻 |
| 空条承太郎 | 生存 | 第28巻 |
| ホリィ・空条 | 生存 | 第28巻(DIO打倒で回復) |
巻を確かめる手がかりは、集英社の内容紹介にもあります。第27巻の書き出しは「イギーとアヴドゥルを失いつつも館の中に進んだポルナレフ」です。
同じ紹介文は「街に向かったディオを追った花京院は『世界』の正体を目の当たりにする…」で終わります。第27巻の時点では、花京院はまだ倒れていません。
第28巻の紹介文には「花京院に続き、ジョジョも『世界』の犠牲になろうとしていた」とあります。花京院が倒れるのが第28巻だと、ここから確かめられます。
文中の「ジョジョ」はジョセフのことです。DIOに血を吸われて倒れますが、最後は息を吹き返し、第4部でも杜王町に姿を見せます(第28巻)。
「ホル・ホース 死亡」で探している人もいますが、ホル・ホースは死んでいません。自分の撃った銃弾が戻ってきて重傷を負い、そのまま物語から退場します(第24巻)。
第4部『ダイヤモンドは砕けない』の生死
仗助たちのチームは全員が生き残ります。死亡するのは虹村形兆・矢安宮重清・辻彩・吉良吉影の4人です。
| 人物 | 生死 | 根拠の巻 |
|---|---|---|
| 虹村形兆 | 死亡 | 第33巻(億泰をかばい感電死) |
| 矢安宮重清 | 死亡 | 第37巻(キラークイーンの爆破) |
| 辻彩 | 死亡 | 第40巻(吉良の口封じ) |
| 吉良吉影 | 死亡 | 第46巻(救急車に轢かれる) |
| 虹村億泰 | 生存 | 第46巻 |
| 東方仗助 | 生存 | 第46巻 |
取り違えられやすいのが虹村兄弟です。「虹村億泰 死亡」で調べても、億泰は最後まで生き残ります。
亡くなるのは兄の形兆です。レッド・ホット・チリ・ペッパーの急襲から億泰をかばい、弓と矢もろとも電線に引き込まれて感電死しました(第33巻)。
矢安宮重清と辻彩は、遺体さえ残りません。重清は爆破で消され、辻彩は顔と指紋を吉良に移したあと口封じに殺されます(第37巻・第40巻)。どちらも作中では行方不明者の扱いです。
「音石明 死亡」もよく調べられますが、音石は捕まっただけで生きています。5億円相当の窃盗罪で懲役3年、スタンドは拡散の後遺症で再起不能になりました。
第5部『黄金の風』の生死
ブチャラティのチームで生き残るのは、ジョルノ・ミスタ・トリッシュ・フーゴの4人です。
| 人物 | 結末 | 根拠の巻 |
|---|---|---|
| レオーネ・アバッキオ | 死亡 | 第59巻(胸に大穴が開く) |
| ナランチャ・ギルガ | 死亡 | 第62巻(鉄柵に串刺し) |
| ブローノ・ブチャラティ | 死亡 | 第63巻(天へ昇る) |
| ジョルノ・ジョバァーナ | 生存 | 第63巻(組織の新ボス) |
| グイード・ミスタ | 生存 | 第63巻 |
| ディアボロ | 終わりのない死 | 第63巻 |
ブチャラティがヴェネツィアでボスに致命傷を負うのは第56巻です。集英社の内容紹介にも「『キング・クリムゾン』に立ち向かったブチャラティ」とあります。
そこから先は生と死の境にいる体のまま戦い、矢を守り切ったあとに天へ昇るのが第63巻です。
ディアボロも「死亡」の欄には入れていません。ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムが与えたのは、死んでは生き返る「終わりのない死」でした。倒されたあとも終わりが来ない状態で物語を離れます(第63巻)。
パンナコッタ・フーゴは、ボスへの反逆に加わらずチームを離れました。最終決戦の場にいないだけで、死亡は描かれていません。
第6部『ストーンオーシャン』の生死
生き残るのはエンポリオ・アルニーニョ1人です(第6部第17巻)。
| 人物 | 生死 | 根拠の巻 |
|---|---|---|
| 空条徐倫 | 死亡 | 第6部第17巻 |
| 空条承太郎 | 死亡 | 第6部第17巻 |
| エルメェス・コステロ | 死亡 | 第6部第17巻 |
| ナルシソ・アナスイ | 死亡 | 第6部第17巻 |
| ウェザー・リポート | 死亡 | 第6部第16巻 |
| エンポリオ・アルニーニョ | 生存 | 第6部第17巻 |
承太郎は、ケープ・カナベラルで徐倫をかばった隙を突かれ、頭から裂かれて死亡します(第6部第17巻)。第6部の時点で40歳でした。
F.F.が倒れるのはもっと前です。ウェザーに化けたプッチと対峙し、承太郎の記憶DISCとアナスイの命を守って昇天しました(第6部第11巻)。
敵のプッチも生き残りません。エンポリオがウェザー・リポートのDISCで作り出した高濃度の酸素に追い込まれ、酸素中毒で倒れます(第6部第17巻)。
第7部『スティール・ボール・ラン』の生死
レースを走り抜いたジョニィ・ジョースターは、第7部の中では生き残ります。
| 人物 | 生死 | 根拠の巻 |
|---|---|---|
| ジャイロ・ツェペリ | 死亡 | 第7部第21巻 |
| ファニー・ヴァレンタイン | 死亡 | 第7部第23巻(第89話) |
| ディエゴ・ブランドー(本編) | 死亡 | 第7部第19巻(第76話) |
| ディエゴ・ブランドー(並行世界) | 死亡 | 第7部第24巻 |
| ジョニィ・ジョースター | 生存 | 第7部第24巻 |
| ルーシー・スティール | 生存 | 第7部第24巻 |
ジャイロは第8ステージでヴァレンタイン大統領に僅差で敗れます。別れの場面まで読むなら第22巻までで、そこに至る流れはジャイロ・ツェペリの本名と最期の巻にまとめました。
ジョニィが亡くなるのは第7部ではありません。1901年11月11日の事故で翌日未明に息を引き取り、享年29歳。その顛末を語るのは第8部『ジョジョリオン』第5巻です。
レースの決着がつくのは第7部第24巻です。ディエゴの失格でポコロコが繰り上がって優勝しました。
主催者のスティーブン・スティールも、ジョニィが大統領を倒したあとにルーシーと再会します。
第8部『ジョジョリオン』の生死
東方定助と広瀬康穂は生き残り、東方家では常敏と花都が命を落とします。
| 人物 | 生死 | 根拠の巻 |
|---|---|---|
| 東方常敏 | 死亡 | 『ジョジョリオン』第24巻 |
| 豆銑礼 | 死亡 | 『ジョジョリオン』第25巻(致命傷) |
| 虹村京 | 死亡 | 『ジョジョリオン』第26巻 |
| 東方花都 | 死亡 | 『ジョジョリオン』第27巻 |
| 透龍 | 死亡 | 『ジョジョリオン』第27巻 |
| 東方つるぎ | 生存 | 『ジョジョリオン』第27巻(病が完治) |
生き残った側にも傷が残ります。東方常秀は右腕が萎んだままの後遺症を負い、吉良ホリーの病は治らず入院したまま最終回を迎えます(第27巻)。
誰がどの順番で倒れたのかは、ジョジョリオンの結末と院長の正体で段階ごとに追えます。
第9部『The JOJOLands』は連載中
第9部は連載中で、まだ最終決戦に届いていません。連載は『ウルトラジャンプ』2023年3月号(2023年2月17日発売)から続いています。
単行本は第9巻が2026年9月17日に発売されました。第8巻までに死亡が描かれたのは、ボビー・ジーンと寧波の2人です。
ボビー・ジーンは脳天を撃ち抜かれ、寧波は銃の暴発が顔面に当たって倒れました。
戦いに敗れた人物なら、ほかにもいます。レムチャバンはルルのスタンドで重傷を負い、力尽きて敗れました。
第8巻までは、ジョディオたち主人公側に死者が出ていません。第9部の生き残りが決まるのは、ここから先の話です。
原作で生死が描かれていない人
登場しなくなることと、死ぬことは別です。次の6人には、原作に死の場面がありません。
| 人物 | 原作で確かめられる最後の描写 |
|---|---|
| ジョルノ・ジョバァーナ | 組織の新しいボスになる(第63巻) |
| 東方仗助 | 杜王町の日常に戻る(第46巻) |
| リサリサ | 1948年に再婚したと語られる(第12巻) |
| ホル・ホース | 自分の撃った銃弾で重傷を負う(第24巻) |
| パンナコッタ・フーゴ | 反逆に加わらずチームを離れる(第5部) |
| ホット・パンツ | 心臓を刺されて列車から落ちる(第7部の第8ステージ) |
ジョルノが第6部に出てこないのは、その後を原作が描いていないからです。出番がないことは、死亡の根拠になりません。
東方仗助も同じで、第4部の終わり以降は本編に出てきません。第8部の主人公・東方定助は名前が似ているだけの別人です。
第8部について、荒木飛呂彦は「一種のパラレルワールド」と述べています。この言葉が載っているのは『JOJOVELLER』のHISTORY(2013年)です。
同じ杜王町という地名でも、第4部と地続きの町ではありません。
ホット・パンツだけは少し事情が違います。第8ステージで心臓を刺され、列車の外へ落ちたあとは再登場しません。
倒れる場面はあっても、息を引き取る場面は描かれないままです。
よくある疑問
ジョジョ6部は本当に全員死亡するのか
主人公チームで生き残るのはエンポリオだけなので、「ほぼ全員」が答えになります。承太郎・徐倫・エルメェス・アナスイ・ウェザー・F.F.が死亡し、敵のプッチも倒れました(第6部第11〜17巻)。
ここで混ざりやすいのが「全滅」と「世界の一巡」です。一巡はプッチのスタンドが宇宙を終わらせて次の宇宙へ進める現象で、仲間の死とは別の出来事として数えられます。
空条承太郎が死亡するのは何巻か
第6部第17巻です。通し巻数なら第80巻にあたり、承太郎の出番はこの巻で終わります。
メイド・イン・ヘブンを得たプッチは、スタープラチナが止めた時を認識できるようになりました。承太郎の時止めが通じにくくなったのは、これが理由です。
第3部でDIOを倒したあと、承太郎は第4部と第6部にも登場しています。40歳で迎えた第6部が、最後の出番になりました。
一巡後の世界で死んだ人は生き返るのか
生き返りません。一巡後の世界では、死んだ承太郎や徐倫の枠に別の人物が納まっています(第6部第17巻)。
この仕組みは「魂に一巡ぶんの記憶を引き継がせる」もので、一巡の前に死んだ人は入れません。加速から新しい世界までの段階は空条承太郎は一巡後の世界にいないで確かめられます。
ポルナレフは結局どうなったのか
第5部でディアボロに敗れ、右目と右腕と両足を失って再起不能になります。そのあと魂が亀のココ・ジャンボと入れ替わり、肉体は死んで魂だけが亀の中に残りました(第62巻)。
第3部では旅を終えてフランスへ帰国しています。再び動き出すのは、矢の秘密を伝えるためにローマで待っていた第5部の終盤です。
岸辺露伴は第4部で死んだのか
死んでいません。第45巻の「アナザーワン バイツァ・ダスト」には、露伴が命を落とす場面があります。それでも最終回の露伴は生きていて、杜王町で鈴美を見送りました(第46巻)。
バイツァ・ダストは、吉良のことを知った人物を殺したうえで時間を巻き戻す能力です(第45巻)。死ぬ場面が描かれても、そのまま結末に持ち越されるとはかぎりません。
根拠の巻の見方(通し巻数と部ごとの巻数)
この記事の巻は、すべてジャンプコミックス版の数え方です。第1部から第5部までは通し巻数で、第5部の最終巻が第63巻にあたります。
第6部からは部ごとに第1巻へ戻るため、「第6部第17巻」のように部を添えました。読むときに迷いやすいのは、次の4点です。
- 第1〜5部は通し巻数(第1〜63巻)で数える
- 第6部以降は部ごとに第1巻から数え直す
- 文庫版とジョジョニウム版は巻の区切りが違う
- 死の場面がない人物は、巻ではなく最後の描写で示す
部ごとの巻数と通し巻数の対応は、ジョジョは何巻までかの一覧にまとめてあります。
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第7部を読み終えて「ジョニィはその後どうなったの」と気になった人へ。第8部で語られる結末を確かめておくと、東方家とのつながりが見えます。
参考
- 荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』各巻(集英社)※本文で挙げた巻
- 集英社 S-MANGA『ジョジョの奇妙な冒険』27
- 集英社 S-MANGA『ジョジョの奇妙な冒険』28
- 集英社 書誌『ザ・ジョジョランズ 9』
- Wikipedia「ストーンオーシャン」


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