第9部『The JOJOLands』(ザ・ジョジョランズ)のスタンドは、単行本第9巻(第36話)までで14体です。主人公ジョディオ・ジョースターの11月の雨(ノーヴェンバー・レイン)は、第1巻第1話から出てくる最初の3体の1つです。
第9巻から始まる第2幕では、ポイント・ブランク・シールが加わりました。
ジョディオのチームとHOWLER社の刺客が次々に出てくるので、「このスタンド、誰のだっけ?」となりやすいところ。本体と初めて出てくる巻・話、能力のひとこと、同じ名前の曲まで、登場順の一覧にまとめました。
連載中なので、表は2026年10月27日時点の単行本(第9巻まで)の範囲です。HOWLER社側の本体や、チャーミング・マンが仲間になることまで触れるので、ネタバレに気をつけてください。
第9部はまだアニメになっていないため、巻と話はすべて原作の数え方です。
ジョジョランズのスタンド一覧(第9巻・第36話の時点)
数え方は、スタンドの名前ごとに1つです。3匹の猫が持つキャット・サイズも、4体の小さなロボットのようなスムース・オペレイターズも、1つと数えます。
14体には、第4部から続く岸辺露伴のヘブンズ・ドアーも入っています。第9部で初めて出てくるのは、残りの13体です。
「初登場」は、そのスタンドの能力か姿が初めて描かれる話です。巻は第9部の数え方で、第1〜9巻は通巻の第132〜140巻にあたります(部ごとの巻数)。
第1〜3巻(露伴の別荘・フアラライ山・チャーミング・マン)
第1巻「出発 DEPARTURE」で、チームはハワイ島の別荘にいる岸辺露伴のダイヤモンドを狙います。第2巻「上って行け」では、フアラライ山で3匹の猫と戦います。
| スタンド名 | 本体 | 初登場(巻・話) |
|---|---|---|
| 11月の雨(ノーヴェンバー・レイン) | ジョディオ・ジョースター | 第1巻 第1話 |
| スムース・オペレイターズ | ドラゴナ・ジョースター | 第1巻 第1話 |
| THE ハッスル | パコ・ラブランテス | 第1巻 第1話 |
| THE MATTEKUDASAI | ウサギ・アロハオエ | 第1巻 第2話 |
| キャット・サイズ | ワイルド・キャット・サイズ(3匹の猫) | 第1巻 第3話 |
| ヘブンズ・ドアー | 岸辺露伴 | 第1巻 第4話 |
| ビッグマウス・ストライクス・アゲイン | チャーミング・マン | 第2巻 第8話 |
第1話では、4人が新しい仕事に出かける場面で、それまでに使われた3体の名前がまとめて明かされます。11月の雨の詳しい使い方は、ジョディオ・ジョースターの記事で読めます。
第2巻第6〜8話の題は「フアラライ山 – キャット・サイズ その①〜③」。猫のスタンドの名前を確かめたいときは、目次を見るのが早道です。
第3巻(第9〜12話)で初めて出てくるスタンドはありません。第12話の題「チャーミング・マン」は、ビッグマウス・ストライクス・アゲインの本体の名前です。
第4〜5巻(HOWLER社の土地を狙う)
第4巻「ジョースター兄弟」で、チームの次の標的はHOWLER社の土地譲渡証書(DEED)に決まります。第5巻の題は、そのまま「DEED(土地譲渡証書)」です。
| スタンド名 | 本体 | 初登場(巻・話) |
|---|---|---|
| バグス・グルーヴ | ルル | 第4巻 第14話(能力のみ。姿は第15話) |
| エクリプス8(エイト) | アッカ・ハウラー | 第5巻 第17話 |
| グローリー・デイズ | ボビー・ジーン | 第5巻 第17話 |
第16〜17話の題は「バグス・グルーヴのルルちゃん」、第18〜20話は「ルルちゃんとボビー・ジーン」です。HOWLER社側の2人の名前は、話の題からも拾えます。
エクリプス8は第17話で初めて出てきますが、第8巻第32話では大きく違う姿で再び現れます。能力は、第9巻の時点でも明かされていません。
第6〜8巻(メガヨットとアイコアイコの攻防)
第6巻「メガヨットに乗船せよ」で、チームは二手に分かれます。ハウラーのメガヨットに乗り込む側と、拠点のブティック「アイコアイコ」を守る側です。
どちらの場所でも、ハウラーが新しく雇った3人とぶつかります。戦いは第7巻「隙間に潜む者たち」を経て、第8巻「システム逆転・完全破壊」まで続きます。
| スタンド名 | 本体 | 初登場(巻・話) |
|---|---|---|
| 偽りの瞳 Lyin’ Eyes | レムチャバン | 第6巻 第21話 |
| 200バルーンズ | 寧波(ニンポー) | 第6巻 第22話 |
| ウエスト・エンド・ガール | キー・ウエスト | 第7巻 第27話 |
3人の本体は、警察官のレムチャバン、消防士の寧波、弁護士のキー・ウエストです。職業と組み合わせて覚えておくと、本体を取り違えにくくなります。
第23〜27話の題は「200バルーンズと偽りの瞳 その①〜⑤」、第28〜31話は「隙間に潜む者たち その①〜④」です。雑誌掲載時は、このうち第30〜31話が「ウエスト・エンド・ガール」という題でした。
第9巻(第2幕・9か月後)
第9巻「9か月たって」から第2幕が始まります。第1幕の終わりから9か月後、ウサギの母がサイバー詐欺に遭い、妹を連れて姿を消します。
| スタンド名 | 本体 | 初登場(巻・話) |
|---|---|---|
| ポイント・ブランク・シール | 正体不明の敵(第9巻の時点) | 第9巻 第34話(能力のみ) |
第34〜36話の題は「ポイント・ブランク・シール その①〜③」です。本体の名前と姿は第9巻の中では明かされず、表で本体の欄が埋まらないのはこのスタンドだけです。
ジョジョランズのスタンドの能力と姿
一覧と同じ順で、14体の能力と姿を1行ずつ確かめられます。ジョディオ・パコ・ウサギのスタンドの能力は、公式ポータルの人物紹介にも書かれています。
| スタンド名 | できること | 姿(ヴィジョン) |
|---|---|---|
| 11月の雨(ノーヴェンバー・レイン) | 重力のある雨を降らせる。射程は半径3m・高さ4m | 上半身だけの人型。肩からアーチ状の脚が4本 |
| スムース・オペレイターズ | 触れたものの位置をスライドさせて動かす | 脚がキャタピラの小型ロボットのような4体 |
| THE ハッスル | 筋肉を自由自在に操る。触れていれば他人の筋肉も | なし(本体の肉体と一体化) |
| THE MATTEKUDASAI | 周囲にあるもので、誰かが望むものに変身する | 機械仕掛けの小鳥のよう |
| キャット・サイズ | 体毛を寄り合わせて風に乗せ、絡みついて締めつける | 猫の体毛にまぎれた体毛状の群体 |
| ヘブンズ・ドアー | 相手を本に変えて記憶を読む | 『ピンクダークの少年』を模した姿 |
| ビッグマウス・ストライクス・アゲイン | 皮膚を砂のように崩して動かし、変装やカモフラージュをする | なし(本体と一体化) |
| バグス・グルーヴ | DEEDの原本に潜み、見た人の血管や内臓を攻撃する | 全身に包帯を巻いた極小の人型の群れ |
| エクリプス8(エイト) | 不明(出てくると同時に霧が出る) | ひび割れた岩の皮膚にコートを羽織った人型 |
| グローリー・デイズ | 拳銃の弾の速さを自在に操る | なし |
| 偽りの瞳 Lyin’ Eyes | サングラスにすむ線虫に、うそをつく人や恐れる人の居場所の地図を作らせる | なし |
| 200バルーンズ | 手で触れたものを風船のように膨らませ、破裂させる | 胴体が風船のように膨らんだ人型 |
| ウエスト・エンド・ガール | 物と物の隙間に入り、はさんだものを押しつぶす | ヘルメットの人型。下半身は無数の手 |
| ポイント・ブランク・シール | 貼られた人に「死霊」の声を聞かせ、振り返ると死霊が襲う | 髑髏と「封印」の文字がある四角いシール |
表で姿が「なし」の4体は、ヴィジョンを持たないスタンドです。本体の体や拳銃、サングラスの線虫を通して、能力だけが現れます。
11月の雨が降らせる雨と、ポイント・ブランク・シールのシールは、スタンド使いでなくても見えます。偽りの瞳 Lyin’ Eyes が操る線虫も、スタンドではない本物の動物です。
第9部のヘブンズ・ドアーは、手で直接触れないと発動できないように描かれています。第4部との違いはヘブンズ・ドアーの能力で確かめてください。
ジョディオのチーム・HOWLER社・その他で分けると
14体を立場で分けると、ジョディオのチームが5体、HOWLER社の側が6体です。残りの3体は、岸辺露伴、3匹の猫、第2幕の敵のスタンドです。
| 立場 | 本体 | スタンド |
|---|---|---|
| ジョディオのチーム | ジョディオ、ドラゴナ、パコ、ウサギ、チャーミング・マン | 11月の雨、スムース・オペレイターズ、THE ハッスル、THE MATTEKUDASAI、ビッグマウス・ストライクス・アゲイン |
| チームの最初の標的 | 岸辺露伴 | ヘブンズ・ドアー |
| チャーミング・マンが使っていた猫 | ワイルド・キャット・サイズ(3匹) | キャット・サイズ |
| HOWLER社の側 | アッカ・ハウラー、ルル、ボビー・ジーン、レムチャバン、寧波、キー・ウエスト | エクリプス8、バグス・グルーヴ、グローリー・デイズ、偽りの瞳 Lyin’ Eyes、200バルーンズ、ウエスト・エンド・ガール |
| 第2幕の正体不明の敵 | 第9巻の時点で不明 | ポイント・ブランク・シール |
人物からスタンドを探すなら、HOWLER社の側は第4〜8巻、第2幕の敵は第9巻と、巻で見当をつけられます。
HOWLER社は、ハワイのインフラ整備会社です。アッカ・ハウラーはそのCEOで、ハウラー家の8代目当主にあたります。
チャーミング・マンは、最初はカイルア・コナでチームを襲い、そのあと仲間に加わります。3匹の猫は、そのチャーミング・マンに使われていました。
チームの”ボス”は、校長のメリル・メイ・チーです(公式ポータルの人物紹介)。第2幕の敵が誰なのかは、第9巻の時点では明かされていません。
スタンド名と同じ名前の曲・アルバム
第9部で初めて出てくる13体のうち、10体には同じ名前の曲かアルバムがあります。第4部からのスタンド名は、洋楽のアーティスト名や曲名・アルバム名から取られることが多くなります。
ただし同じ名前の作品があるというだけで、スタンド名のもとになったとは限りません。表には、この10体と、集英社の資料に名前のもとが残っているヘブンズ・ドアーをまとめました。
| スタンド名 | 同じ名前の曲・アルバム | アーティスト(年) |
|---|---|---|
| 11月の雨(ノーヴェンバー・レイン) | 曲「November Rain」 | ガンズ・アンド・ローゼズ(1991年) |
| スムース・オペレイターズ | 曲「Smooth Operator」 | シャーデー(1984年) |
| THE ハッスル | 曲「The Hustle」 | ヴァン・マッコイ(1975年) |
| THE MATTEKUDASAI | 曲「Matte Kudasai」 | キング・クリムゾン(1981年) |
| ビッグマウス・ストライクス・アゲイン | 曲「Bigmouth Strikes Again」 | ザ・スミス(1986年) |
| バグス・グルーヴ | アルバム『Bags’ Groove』 | マイルス・デイヴィス(1957年) |
| グローリー・デイズ | 曲「Glory Days」 | ブルース・スプリングスティーン(1984年) |
| 偽りの瞳 Lyin’ Eyes | 曲「Lyin’ Eyes」 | イーグルス(1975年) |
| 200バルーンズ | 曲「200 Balloons」 | プリンス(1989年) |
| ウエスト・エンド・ガール | 曲「West End Girls」 | ペット・ショップ・ボーイズ(1984年) |
| ヘブンズ・ドアー | 曲「Knockin’ on Heaven’s Door」(天国への扉) | ボブ・ディラン(1973年) |
チームの5人のスタンドはすべて表に入っています。入っていないのは、キャット・サイズ、エクリプス8、ポイント・ブランク・シールの3体です。
「November Rain」は、1991年のアルバム『ユーズ・ユア・イリュージョン I』に収められています。「Matte Kudasai」の題は、日本語の「待って下さい」です。
「Glory Days」は、1984年のアルバム『Born in the U.S.A.』の曲です。シングルとしては1985年に出ました。
「200 Balloons」は、1989年のシングル「Batdance」のB面にあたります。
ヘブンズ・ドアーの名前のもとは、第4部の『ジャンプリミックス』vol.16 に載っています。書かれているのは、その号のコラム「The origin of STANDS!」です。
『ジャンプスクエア』2008年1月号のインタビュー記事にも、「ボブ・ディランの名曲より。」とあります。
ほかの部のスタンドの名前のもとも知りたいなら、スタンドの元ネタ一覧で第3部から第9部まで部ごとに見られます。
スタンド名の書き方と読み方
一番迷いやすいのは、11月の雨の「ノーベンバー」と「ノーヴェンバー」です。『ウルトラジャンプ』に載った第1〜6話では、ルビが「ノーベンバー・レイン」でした。
単行本第1巻と雑誌の第7話からは、「ノーヴェンバー・レイン」に直っています。ほかにも、読み方や別の書き方を知っておきたいスタンドが6体あります。
| スタンド名(単行本の表記) | 読み・ほかの書き方 | どこで見られるか |
|---|---|---|
| 11月の雨(ノーヴェンバー・レイン) | ノーベンバー・レイン | 雑誌掲載の第1〜6話のルビ |
| THE ハッスル | ザ・ハッスル/The ハッスル | 「THE」のルビが「ザ」。雑誌の第2〜6話と第18話以降の登場人物紹介のページは「The」 |
| THE MATTEKUDASAI | ザ・マッテクダサイ | 名前のルビ |
| バグス・グルーヴ | バグズ・グルーヴ | 一部の場面の表記 |
| エクリプス8(エイト) | エクリプスエイト | 「8」のルビが「エイト」 |
| 偽りの瞳 Lyin’ Eyes | いつわりのひとみ | 「偽りの瞳」のルビ |
| 200バルーンズ | トゥハンドレッドバルーンズ | 「200」のルビ |
表のどちらの書き方を見かけても、指しているのは同じスタンドです。本体の寧波は「ニンポー」と読みます。
表の見方と注意
表の範囲と数え方の決まりは、次の5つです。
- 時点: 表は2026年10月27日時点の単行本、第9巻(2026年9月17日発売)までです。既刊の数は部ごとの巻数にまとめています。
- 単行本に入っていない話: 第9部は『ウルトラジャンプ』で連載中で、第37話以降はまだ単行本に収められていません。そこで初めて出てくるスタンドは、この表には入っていません。
- 「能力のみ」の行: 能力が先に描かれ、姿や本体はあとの話で出てくるスタンドです。第9巻の時点では、バグス・グルーヴとポイント・ブランク・シールの2体が当たります。
- 話の題: 単行本と雑誌では、話の題が違うことがあります。この記事の巻・話と題は、断りのない限り単行本のものです。
- アニメ: 第9部は、2026年10月27日時点でアニメになっていません。公式ポータルのアニメ一覧は、6th Season『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』が最新です。
関連する記事
- 1つ前の第8部の26体はジョジョ8部のスタンド一覧
- ジョディオの家族と11月の雨はジョディオ・ジョースターの記事
- 第4部からの露伴のプロフィールは岸辺露伴の記事
- ジョディオとドラゴナにつながる血筋はジョースター家の家系図
- 英語版でのスタンド名はジョジョのスタンド英語名一覧


コメント