ジョジョのエリナ・ペンドルトンはジョナサンの妻|声優と最期

エリナ・ペンドルトンは、ジョジョ第1部『ファントムブラッド』でジョナサン・ジョースターの妻になる女性です。第2部『戦闘潮流』では、孫のジョセフを育てた祖母「エリナ・ジョースター」として登場します。

「1部の少女と2部のおばあちゃんは同じ人?」と迷いやすいところですが、結婚で姓が変わった同じ人です。TVアニメの声も、どちらの時代も川澄綾子が演じています。

プロフィール、媒体ごとの声優、登場する巻と話、1950年の最期まで、巻数つきでまとめました。

この記事は第2部の結末(エリナの最期)まで触れます(ネタバレを含みます)。

エリナ・ペンドルトンのプロフィール

エリナは、幼いころにジョナサンに助けられて恋心を抱いた、医者の娘です。名前の英語表記から最後の出番まで、表で一度に見られます。

項目内容
名前エリナ・ペンドルトン(結婚後はエリナ・ジョースター)
英語表記Erina Pendleton
登場する部第1部『ファントムブラッド』・第2部『戦闘潮流』
年齢公式の人物紹介に記載なし(1950年に81年の生涯を閉じる)
誕生日公式の人物紹介に記載なし
身長・体重公式の人物紹介に記載なし
血液型公式の人物紹介に記載なし
出身公式の人物紹介に記載なし(第1部の舞台はイギリス)
立場・職業第1部は父の病院の看護婦/第2部は小学校の英語教師
スタンド・波紋なし
初登場原作第1巻/アニメ第1話「侵略者ディオ」
最後の出番原作第12巻(第2部の最終話)/アニメ第26話「神となった男」

TVアニメ公式サイトの人物紹介は短い紹介文だけで、誕生日や身長の数字は載っていません。年齢を知りたいなら、第2部の最後にある「1950年に81年の生涯を閉じた」が手がかりになります(第12巻)。

ペンドルトンとジョースターは同じ人(結婚で姓が変わる)

姓が変わったのは、1889年2月2日にジョナサンと結婚したからです(第5巻)。第2部に出てくるのは、年を重ねて孫を育てるようになったエリナです。

孫のジョセフからは「エリナ婆ちゃん」と呼ばれています。原作の第2部では普段からサングラスをかけていて、素顔はほとんど見えません。

TVアニメでは丸眼鏡に変わり、素顔も見えています。少女時代の顔と見比べたいなら、アニメのほうが分かりやすいです。

エリナにスタンドや波紋はある?

エリナは、スタンドも波紋も使いません。物語の中でジョナサンを支えたのは、戦いではなく看病でした。

7年後の再会では、重傷のジョナサンが目を覚ますまで、毎晩そばで看病しています(第2巻)。ジョナサンが目覚めた直後には、気がゆるんで意識を失いかけるほどでした。

回復したジョナサンが退院するときも、エリナが付き添います。その直後に波紋の使い手ツェペリが現れ、ジョナサンは修行の道へ進みます(第3巻)。

波紋で戦うのは、夫のジョナサンと第2部の孫ジョセフのほうです。

エリナ・ペンドルトンの声優・キャスト

TVアニメのエリナは、第1部も第2部も川澄綾子の声です。ゲーム・劇場版・ミュージカルでは、作品ごとに演じる人が違います。

作品(年)担当
PS2ゲーム(2006年)久川綾
劇場アニメ(2007年)水樹奈々
TVアニメ1st Season(2012〜2013年)川澄綾子
ミュージカル(2024年)清水美依紗

アニメ公式サイトに「CV:川澄綾子」と載っているのは、TVアニメのエリナです。ほかの3作品は、どれも題が『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』で、第1部だけを描いています。

題が同じなので、声優を調べるときは表の年で見分けてください。

PS2のゲームは2006年10月26日の発売で、劇場版は2007年2月17日に公開されました。ミュージカルは2024年に東宝が上演し、帝国劇場のあと札幌と兵庫でも公演がありました。

ミュージカルの公式サイトでは、エリナは「ジョナサンの想い人」と紹介されています。ディオとの死闘で負傷したジョナサンを、献身的に介抱する役どころです。

第2部のエリナの声も川澄綾子

アニメ公式サイトのキャスト表では、エリナは「ファントムブラッド」の欄にだけ載っています。「戦闘潮流」の欄はジョセフ、シーザー、リサリサ、シュトロハイムの4人です。

キャスト表だけを見ると、第2部の声が誰なのか分かりにくいところです。TVアニメでは、第10話のニューヨークから第26話の最期まで、川澄綾子が年老いたエリナを演じています。

エリナが登場する巻とアニメの話

原作では、第1部(第1〜5巻)から第2部(第5〜12巻)にかけて登場します。第5巻は第1部の最後と第2部の始まりが一緒に入った巻です。

第1部『ファントムブラッド』(第1〜5巻)

第1部の主な場面と、原作の巻・アニメの話の対応です。

出来事原作の巻アニメの話
いじめっ子から助けられ、ジョナサンと出会う第1巻第1話「侵略者ディオ」
ディオに唇を奪われ、泥水で口を洗う第1巻第1話
7年後、看護婦として重傷のジョナサンと再会第2巻第4話「波紋疾走(オーバードライブ)」
退院に付き添い、ツェペリと出会う第3巻第4話
ジョナサンと結婚(1889年2月2日)第5巻第9話(第1部の最終話)
客船でジョナサンと別れ、赤ん坊と逃れる第5巻第9話

アニメで第1部のエリナを見返すなら、第1話・第4話・第9話を開いてみてください。

第2部『戦闘潮流』(第5〜12巻)

第2部の主な場面です。序盤のニューヨークと、終盤の第11〜12巻に出番がまとまっています。

出来事原作の巻アニメの話
1938年、ジョセフとニューヨークへ移る第5巻第10話「ニューヨークのジョジョ」
レストランでスピードワゴンが殺されたと知らされる第5巻第10話
ストレイツォの事件に、50年前の因縁が続いていると嘆く第6巻第10話
50年前の写真に若いエリナが写る第11巻第21話
スピードワゴンが語る過去に登場第12巻第24話「JOJOを結ぶ絆」
ジョセフの葬式で、生還した孫と再会第12巻第26話「神となった男」
1950年、81年の生涯を閉じる第12巻第26話

第2部のエリナを原作で追うなら第5〜6巻と第11〜12巻、アニメなら第10話と第26話です。50年前の写真は、リサリサが客船の赤ん坊だったと分かる場面でもあります。

ディオとエリナの因縁

ふたりの因縁は少年時代の第1巻に始まり、ディオの棺で客船から逃れる第5巻まで続きます。

ディオはジョナサンへの当てつけに、エリナの唇を無理やり奪います(第1巻)。エリナはディオの目の前で、わざと泥水で口を洗って拒みました。

それを知ったジョナサンは怒り、ディオとの殴り合いになります(第1巻)。その仕返しに、ディオはジョナサンの愛犬ダニーを焼却炉に閉じ込めました。

第1部の最後にエリナが赤ん坊と入った大きな棺は、首だけのディオが潜んで船に持ち込んだものでした(第5巻)。

棺はカナリア諸島の海底に沈み、約100年後に宝の箱として引き上げられます。エリナと赤ん坊を救った棺が、そのままディオを第3部へ運ぶことになります。

第2部のエリナ・ジョースターはジョセフを育てた祖母

1938年、エリナはジョセフとロンドンからニューヨークへ移ります(第5巻、アニメ第10話)。誘ったのは、亡き夫の友人スピードワゴンでした。

このときのエリナは、老いても小学校の英語教師です。学校をサボるジョセフに歴史を教えたのもエリナで、そこで教わった孫子の兵法がエシディシとの戦いで役立ちます。

ニューヨークのレストランでは、友人のスモーキーが黒人だという理由で侮辱されます。怒るジョセフに、エリナはほかの客に迷惑をかけずにやっつけなさい、という意味のことを言いました(第5巻)。

ジョセフには、父は戦死、母は病気で亡くなったと伝えていました。石仮面や波紋のことは50年前に終わったとして、本当のことを話していません。

夫と息子を若くして亡くしたエリナは、孫には幸せになってほしいと願っていました。第2部の序盤のジョセフが父の本当の死因を知らないのは、このためです。

エリナが育てた孫の声優や第3部以降の姿は、ジョセフ・ジョースターの記事にまとめています。

エリナのその後と最期

「エリナは死ぬの?」と気になっている人へ。第1部の客船では生き延び、亡くなるのは第2部の最後、1950年です。

第1部の最後:客船から生き延びる(第5巻)

1889年2月7日、新婚旅行の客船がディオに襲われます。致命傷を負ったジョナサンと、エリナは一緒に死ぬつもりでした。

それを止めたのはジョナサンです。生き残った赤ん坊を連れて逃げるよう説得され、エリナは船を離れました。

数日後、エリナはカナリア諸島沖で救助されます。このときジョージII世を身ごもっていて、ジョースター家の血筋は途切れませんでした。

ジョナサンの最期の場面と波紋の技を知りたいなら、ジョナサン・ジョースターの記事へどうぞ。

第1部と第2部のあいだ:息子を失い、孫を育てる

息子のジョージII世は、イギリス空軍のパイロットになりました。軍の上官がディオの生んだゾンビの生き残りだと気づき、殺されています。

この過去は、第12巻でスピードワゴンが語ります。残された孫のジョセフを育てたのが、祖母のエリナでした。

この時期を描いた小説に、舞城王太郎の『JORGE JOESTAR』があります。ジョナサン亡きあと、カナリア諸島で母エリナと暮らす少年ジョージが主人公の一人です(JUMP j BOOKSの紹介文)。

この暮らしは小説の設定で、荒木飛呂彦の漫画の本編とは別の作品の話です。

1950年、81年の生涯を閉じる(第12巻)

第2部の最後、エリナは戦死したとされたジョセフの葬式に参列します。そこへ生きたジョセフが現れ、ふたりは再会しました(第12巻)。

1950年、エリナは孫とその家族、友人たちに見守られて、81年の生涯を静かに閉じます(第12巻)。TVアニメ第26話では、ベッドの上のエリナをジョセフや曾孫のホリィたちが囲んでいます。

ジョースター家でのエリナの位置と関連する人物

エリナは、ジョナサンの子を産んでジョースター家の血をつないだ人です。家族と、第1部・第2部で関わる人物を表にしました。

続柄人物メモ
夫ジョナサン・ジョースター第1部の主人公。1889年に死去
息子ジョージ・ジョースターII世イギリス空軍のパイロット
息子の妻エリザベス(リサリサ)客船でエリナが救った赤ん坊
孫ジョセフ・ジョースター第2部の主人公。エリナが育てる
曾孫空条ホリィジョセフの娘
玄孫空条承太郎第3部の主人公
夫の友人ロバート・E・O・スピードワゴンジョセフとエリナをニューヨークへ呼ぶ
宿敵ディオ・ブランドー唇を奪い、客船を襲う

客船で救った赤ん坊が息子の妻になるまでの話は、リサリサの記事で詳しく読めます。

第3部の承太郎から見ると、エリナは高祖母(ひいひいおばあさん)にあたります。第9部までの血筋は、ジョースター家の家系図で確かめてみてください。

第7部のルーシーも旧姓ペンドルトン

第7部『スティール・ボール・ラン』のルーシー・スティールは、オクラホマ州で農場を営むペンドルトン家の娘です。

ルーシーの家族と結婚のいきさつは、ルーシー・スティールの記事にあります。

参考

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