リサリサの声優は田中敦子|ジョセフの母・年齢・生死と登場巻

リサリサは、第2部『戦闘潮流』でジョセフとシーザーに波紋を教える師匠です。本名はエリザベス・ジョースターで、正体はジョセフの実の母。TVアニメの声優は田中敦子です。

「リサリサ 死亡」で調べると、キャラクターの生死と声優の訃報が混ざって出てくるのがややこしいところ。リサリサ本人は第2部の最後まで生き残ります(第12巻)。亡くなったのは声優の田中敦子のほうで、2024年8月20日のことでした。

年齢や身長、スタンドの有無、登場する巻、第2部のその後、名前の由来まで、巻数つきでまとめました。

この記事は第2部の結末と、リサリサの正体に触れます(ネタバレを含みます)。

リサリサのプロフィール(本名・年齢・身長)

リサリサは、ヴェネチアのエア・サプレーナ島にある波紋訓練場の主です。本名・年齢・身長から第2部の初登場の巻まで、表にまとめました。

項目内容
名前リサリサ
本名エリザベス・ジョースター
登場する部第2部『戦闘潮流』(赤ん坊として第1部の最後にも)
生年1888年12月ごろ(日付の記載なし)
年齢50歳(第2部の時点)
身長・体重175cm・体重は不明
血液型A型
出身記載なし
立場波紋訓練場の主。シーザーとジョセフの師
スタンドなし(原作の漫画では波紋の使い手)
第2部の初登場第8巻(アニメ第16話)

出身地は、アニメ公式サイトの人物紹介にも書かれていません。年齢は資料によって書き方が違うので、このあとの「何歳?」の見出しで説明します。

リサリサは赤ん坊のころ、第1部の最後の客船でエリナに救われました(第5巻)。その後は18歳までストレイツォのもとで育ち、波紋も習っています(第11巻)。

成人してからのことは、第12巻でスピードワゴンが語ります。イギリス空軍のパイロットだったジョージ・ジョースターII世と結婚し、ジョセフを産みました。

ところが夫は、空軍の司令官になりすましていたゾンビに殺されます。エリザベスはそのゾンビを波紋で倒しますが、現場を見られてしまいました。

「イギリス空軍司令官殺し」として指名手配されたエリザベスは、スピードワゴン財団の助けで姿を消します。それからは「リサリサ」と名乗っています。

ジョセフは、父は幼いころに戦死したとしか聞かされていません。修行を始めた時点では、師匠が自分の母だとは知らないままです。

リサリサは何歳?「50歳」と「実年齢は不詳」の違い

原作に沿って数字で答えるなら、50歳です。第11巻でリサリサは、50年前に客船でエリナに救われた赤ん坊が自分だと明かします。

聞いたジョセフは、その年齢に驚きました。告白は1939年の場面なので、1888年12月ごろ生まれなら計算でも50歳です。

見た目は20代後半ほどで、波紋の力で若さを保っています。アニメ公式サイトの人物紹介には「波紋で若さを維持しているため、実年齢は不詳」とあります。

「50歳」と「不詳」は食い違って見えますが、原作は数字を出し、アニメ公式サイトは出していないだけです。

「リサリサ」の元ネタは?名前の由来

荒木飛呂彦は『JOJONIUM』第5巻(集英社、2014年)のインタビューで、名前の由来を語っています。

外国の名前は当時の読者に覚えてもらいにくいので、「ジョジョ」のように音を繰り返した、という理由です。日本語の響きに少し近いことも挙げています。

性格のモデルは、小学生のころに勉強を教えてくれた近所の女の子です。頭がよく、少し怖い存在だったと語っています。

第1部の波紋の師ツェペリが穏やかな人物だったので、リサリサは厳しい師匠にした、とも述べています。

アメリカには、リサ・リサ&カルト・ジャム(Lisa Lisa and Cult Jam)というグループがいました。ニューヨーク出身で、活動したのは1984〜1991年です。

名前は同じですが、インタビューで作者が由来として挙げたのは、覚えやすいように音を繰り返したことです。

リサリサにスタンドはない|波紋とマフラーの能力

原作の漫画でリサリサが戦いに使うのは、スタンドではなく波紋です。その波紋のパワーは、ジョセフの軽く3倍あります。

武器は、サティポロジア・ビートルという虫の「100%波紋を伝える糸」で編んだマフラー。波紋を流して、吸血鬼を倒します。

このマフラーは、生き物の気配を感じ取るレーダーにもなります。第10巻では、隠れていた吸血鬼の群れを見つけました。

柱の男たちが探す「エイジャの赤石」を守っていたのも、リサリサです。宝石に見せかけて、ペンダントに入れて持っていました。

第2部の終盤にあるカーズとの一騎打ちも、この赤石をかけた勝負です。

小説『無限の王』ではスタンドに目覚める

スタンドを持つリサリサが描かれるのは、真藤順丈の公式小説『ジョジョの奇妙な冒険 無限の王』です。『JOJO magazine』に3回にわたって載り、2024年4月に単行本になりました。

作中のリサリサは、スタンド能力を引き出す「矢」を追っていきます。その途中で目覚めるのが、近距離パワー型のスタンド「ザ・ハウス・オブ・アース」です。

荒木飛呂彦の漫画ではスタンドなし、小説ではスタンド使い。同じリサリサでも、作品によって答えが分かれます。

リサリサの声優は田中敦子(アニメ・ゲーム)

アニメ公式サイトの人物紹介には、「CV:田中敦子」とあります。家庭用ゲームの主な作品も合わせて、表にしました。

作品年声優
TVアニメ1st Season『戦闘潮流』2012〜2013年田中敦子
ゲーム『オールスターバトル』2013年田中敦子
ゲーム『アイズオブヘブン』2015年田中敦子
ゲーム『オールスターバトルR』2022年田中敦子

ゲームでも、TVアニメと同じ田中敦子の声でリサリサを操作できます。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』(2013年8月29日発売)では、追加キャラクターでした。発売後のキャンペーン第3弾「波紋の達人」で、第3部のジョセフと一緒に登場しています。

『オールスターバトルR』は2022年9月1日の発売です。第6部までの人物の声は、TVアニメのキャストにそろえられました。前作で追加キャラクターだったリサリサも、最初から使えます。

第2部のほかの人物の声優を知りたいなら、ジョジョの声優一覧で確かめられます。

声優の田中敦子は2024年に亡くなった

亡くなったのは2024年8月20日、61歳でした。所属事務所のマウスプロモーションと、息子で声優の田中光が発表しています。

リサリサのほか、『攻殻機動隊』シリーズの草薙素子役でも知られる声優でした。

「リサリサ 死亡」で出てくる訃報はこの知らせです。キャラクターのリサリサが亡くなったわけではありません。

リサリサが登場する巻と話数

第2部での初登場は第8巻、最後の登場は第12巻です。赤ん坊として出る第1部の場面も含めて、主な出来事を巻と話でまとめました。

出来事原作の巻アニメの話
客船でエリナに救われる赤ん坊第5巻第9話(第1部の最終話)
ヴェネチアでジョセフとシーザーの前に現れる第8巻第16話「波紋教師リサリサ」
吸血鬼100体を前にカーズと決闘を取り決める第10巻第21話「100対2のかけひき」
50年前にエリナに救われたと明かす第11巻第21話
カーズとの決闘でだまし討ちに遭う第12巻第23話「風にかえる戦士」
スピードワゴンが過去を語る第12巻第24話「JOJOを結ぶ絆」
生還したジョセフと葬式で再会(最後の登場)第12巻第26話「神となった男」

原作で追うなら第8〜12巻、アニメなら第16〜26話の範囲です。決闘の取り決めと50年前の告白は、どちらも第21話に入っています。

客船の場面は、ジョナサンが命を落とす場面でもあります。その流れを追うなら、ジョナサン・ジョースターの記事の最期の節が早道です。

小説では『無限の王』のほか、舞城王太郎の『JORGE JOESTAR』(2012年)にも登場します。こちらではジョージII世のヒロインで、名前は「エリザベス・ストレイツォ」です。

リサリサは死亡しない|第2部の結末とその後

カーズとの一騎打ちで重傷を負いますが、リサリサは生きて第2部の最後を迎えます(第12巻)。原作の漫画に、リサリサが死ぬ場面はありません。

決闘では、影武者の吸血鬼を倒した隙に、本物のカーズに背後から刃で刺されます。カーズは気を失ったリサリサをおとりにして、ジョセフを追い詰めました。

ジョセフはリサリサを守り抜き、急所が無事なのを見て安心します。そのあとリサリサは、スピードワゴンに預けられました。

集英社の第12巻の紹介文には「カーズは、リサリサを倒し、赤石を手に入れ」とあります。この「倒し」は決闘に負けたという意味で、命を落としたわけではありません。

戦いのあと、ジョセフは戦死したものとされ、葬式が開かれます。そこへ本人が生きて現れ、リサリサは嬉し涙を浮かべました。

その後はジョセフ、スージーQとアメリカへ移ります。1948年には、ハリウッド映画の脚本家と再婚しました(第12巻)。

第2部のほかの人物の生死は、ジョジョ死亡キャラ一覧と生き残りにまとめています。

ジョセフが「母」だと知るのはいつ?

読者に明かされるのは第12巻、カーズとの戦いの最中。おとりにされたリサリサをつなぐ綱を、ジョセフが握って離さない場面です(アニメ第23話の終わり)。

その場面でスモーキーは、ジョセフがまだ母のことを知らないのを気にかけます。そのあとスピードワゴンが、リサリサとジョセフの過去を語ります(アニメ第24話)。

修行の間、リサリサは母であることを隠し、ジョセフに厳しく接していました。自分の口で打ち明けるのは、葬式の騒ぎのあとです(第12巻)。

読者のほうがジョセフより先に正体を知るので、順番が混乱しやすいところです。ジョセフの側から見た第2部の流れは、ジョセフ・ジョースターの記事にまとめています。

原作のあと|小説『無限の王』での最期

原作の漫画が描くのは1948年の再婚までで、その先のリサリサは小説『無限の王』に出てきます。ここから先は、小説の結末に触れます。

物語の始まりは1973年のグアテマラ。リサリサはスピードワゴン財団の顧問を務めています(集英社の紹介文)。

スタンドに目覚めて戦ったあと、リサリサの心と体は急に老いていきます。そして、百歳の誕生日を迎える前に亡くなります。

「リサリサは死ぬの?」の答えは、荒木飛呂彦の漫画なら「死なない」。小説まで含めるなら「『無限の王』で亡くなる」です。

リサリサの家族と関連する人物

夫と息子、育ての親、弟子、ひ孫まで、リサリサとつながる人物を表にしました。

関係人物メモ
夫ジョージ・ジョースターII世イギリス空軍のパイロット。ゾンビに殺される
息子ジョセフ・ジョースター第2部の主人公
命の恩人エリナ・ジョースター夫の母。客船で赤ん坊を救う
育ての親・師ストレイツォ18歳まで育てる。第2部で吸血鬼になる
弟子シーザー・A・ツェペリリサリサを母のように慕う
召使いスージーQのちにジョセフの妻
召使い・師範代ロギンズ、メッシーナ修行でジョセフとシーザーを鍛える
決闘の相手カーズ赤石をかけて戦う
ひ孫空条承太郎第3部の主人公

エリナとストレイツォは、第1部にも出てくる人物です。第1部を読んでいれば、リサリサの生い立ちが追いやすくなります。

承太郎とはどういう関係?

承太郎から見ると、リサリサはひいおばあさんです。ジョセフとスージーQの娘ホリィが、承太郎の母にあたります。

第3部にリサリサ本人は登場しません。ただ序盤でジョセフが、ジョースター家の血を引く者には星型のアザがあると語ります。

ジョセフはこの話を、リサリサから教わっていました(第13巻)。第2部と第3部をつなぐ場面として、第13巻を開いてみてください。

承太郎のプロフィールは、空条承太郎の記事にまとめています。

参考

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