ジョジョのスタンド元ネタ一覧|第3部はタロット、第4部から洋楽

ジョジョのスタンド名は、第4部『ダイヤモンドは砕けない』から洋楽のバンド名・曲名・アルバム名が中心になります。

第3部『スターダストクルセイダース』は、タロットカードとエジプトの神が名前のもとです。スタープラチナやザ・ワールドを曲名で探しても、元ネタにはたどり着けません。

もうひとつややこしいのが、元ネタの根拠の確かさがスタンドごとに違う点。この記事では第3部から第9部までを部ごとの一覧にして、根拠になる資料も書き添えました。

第9部『The JOJOLands』は連載中なので、2026年10月4日時点の単行本に出たスタンドまでです。表には各部の終盤に出るスタンドと本体の名前も並ぶので、未読の部はネタバレに気をつけてください。

ジョジョのスタンド名は第3部がタロット、第4部から洋楽(早見表)

スタンドが初めて登場するのは第3部です。第1部・第2部には、スタンド名そのものがありません。

部ごとの名前の出どころを、代表的なスタンド3体と合わせて表にしました。

部名前の出どころ例
第3部『スターダストクルセイダース』タロットの大アルカナと色、エジプト9栄神スタープラチナ、マジシャンズレッド、オシリス神
第4部『ダイヤモンドは砕けない』洋楽のバンド名・曲名・アルバム名クレイジー・ダイヤモンド、ザ・ハンド、キラークイーン
第5部『黄金の風』第4部と同じゴールド・エクスペリエンス、スティッキィ・フィンガーズ、キング・クリムゾン
第6部『ストーンオーシャン』第4部と同じストーン・フリー、ホワイトスネイク、メイド・イン・ヘブン
第7部『スティール・ボール・ラン』第4部と同じ(日本の曲と同じ表記だったものも)タスク、スケアリー・モンスターズ、チョコレート・ディスコ
第8部『ジョジョリオン』第4部と同じソフト&ウェット、ペイズリー・パーク、ワンダー・オブ・U
第9部『The JOJOLands』第4部と同じノーヴェンバー・レイン、スムース・オペレイターズ、THE MATTEKUDASAI

別の仕組みなのは第3部だけで、第4部からは洋楽、と覚えておけば探す場所で迷いません。探しているスタンドが決まっている人は、その部の表へ進んでください。

第3部のスタンドはタロットカードとエジプトの神

名前のもとになったカードは2種類。タロットの大アルカナ22枚と、作中だけの「エジプト9栄神」のカードです。

荒木飛呂彦は文庫版第7巻(349ページ)で、敵味方合わせて22人ほどで終わると思って描き始めた、と述べています。22は大アルカナの枚数です。

曲名で探していた人は、カードの名前で引いてみてください。スタープラチナの元ネタ(タロットの「星」)のように、スタンド名にカードの英語名が入っています。

タロットの番号順に、22枚とスタンド・本体の対応をまとめました。

番号スタンド(本体)カード
0ザ・フール(イギー)愚者
1マジシャンズレッド(モハメド・アヴドゥル)魔術師
2ハイプリエステス(ミドラー)女教皇
3エンプレス(ネーナ)女帝
4エンペラー(ホル・ホース)皇帝
5ハイエロファントグリーン(花京院典明)法皇
6ラバーズ(鋼入りのダン)恋人
7シルバーチャリオッツ(ジャン=ピエール・ポルナレフ)戦車
8ストレングス(フォーエバー)力
9ハーミットパープル(ジョセフ・ジョースター)隠者
10ホウィール・オブ・フォーチュン(ズィー・ズィー)運命の車輪
11ジャスティス(エンヤ婆)正義
12ハングドマン(J・ガイル)吊られた男
13デス・サーティーン(マニッシュ・ボーイ)死神
14イエローテンパランス(ラバーソール)節制
15エボニーデビル(呪いのデーボ)悪魔
16タワー・オブ・グレー(グレーフライ)塔
17スタープラチナ(空条承太郎)星
18ダークブルームーン(偽キャプテン・テニール)月
19サン(アラビア・ファッツ)太陽
20ジャッジメント(カメオ)審判
21ザ・ワールド(DIO)世界

承太郎たち一行のスタンドも、DIOのザ・ワールドも、同じ22枚の中に入っています。

エジプト9栄神のカードは、現実のタロットにはない作中だけの設定です。9体は、オシリス神、ホルス神、ゲブ神、バステト女神、セト神、クヌム神、トト神、アヌビス神、アトゥム神です。

どちらのカードにもよらないのが、終盤のクリーム(ヴァニラ・アイス)とティナー・サックス(ケニーG)。

ちなみに「THE WORLD」の名前は、第7部にも別の次元から来たディエゴのスタンドとして出てきます。

第4部〜第9部のスタンドと同じ名前の曲・バンド・アルバム一覧

表は部ごとに分け、3列目の「根拠」は次の3つで書き分けました。

  • 作者の発言: 荒木飛呂彦のインタビューや資料本のコメントで、由来が語られているもの
  • 集英社の資料: 『集英社ジャンプリミックス』のコラム「The origin of STANDS!」に載っているもの
  • —: 同じ名前の作品があることまでが確かなもの

「—」は、由来ではないと決まったわけではありません。スタンド名と同じ名前の曲・アルバム・バンドがある、という事実を載せた行です。

同じアーティストの名前が、部をまたいで出てくることもあります。プリンスは第5部・第8部・第9部、クイーンは第4部と第6部の表にあります。

第4部『ダイヤモンドは砕けない』のスタンド

表の24体のうち21体は、名前のもとが「The origin of STANDS!」で示されています。

スタンド名(本体)同じ名前の作品根拠
クレイジー・ダイヤモンド(東方仗助)曲「Shine On You Crazy Diamond」(ピンク・フロイド、1975年)集英社の資料
エコーズ(広瀬康一)曲「Echoes」(ピンク・フロイド、1971年)集英社の資料
ザ・ハンド(虹村億泰)バンド「ザ・バンド」(The Band)集英社の資料
バッド・カンパニー(虹村形兆)バンド「バッド・カンパニー」集英社の資料
サーフィス(間田敏和)バンド「サーフェス」集英社の資料
ラブ・デラックス(山岸由花子)アルバム『Love Deluxe』(シャーデー、1992年)集英社の資料
パール・ジャム(トニオ・トラサルディー)バンド「パール・ジャム」集英社の資料
レッド・ホット・チリ・ペッパー(音石明)バンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」集英社の資料
アクトン・ベイビー(静・ジョースター)アルバム『Achtung Baby』(U2、1991年)集英社の資料
ラット(ネズミ〈虫喰い〉)バンド「ラット」集英社の資料
ハーヴェスト(矢安宮重清)アルバム『Harvest』(ニール・ヤング、1972年)集英社の資料
シンデレラ(辻彩)バンド「シンデレラ」集英社の資料
アトム・ハート・ファーザー(吉良吉廣)アルバム『Atom Heart Mother』(ピンク・フロイド、1970年)集英社の資料
ボーイ・II・マン(大柳賢)グループ「ボーイズIIメン」集英社の資料
アース・ウインド・アンド・ファイヤー(支倉未起隆)バンド「アース・ウインド&ファイアー」集英社の資料
ハイウェイ・スター(噴上裕也)曲「Highway Star」(ディープ・パープル、1972年)集英社の資料
ストレイ・キャット(猫草)バンド「ストレイ・キャッツ」集英社の資料
スーパーフライ(鋼田一豊大)曲「Superfly」(カーティス・メイフィールド、1972年)集英社の資料
エニグマ(宮本輝之輔)音楽プロジェクト「エニグマ」集英社の資料
チープ・トリック(乙雅三)バンド「チープ・トリック」集英社の資料
ヘブンズ・ドアー(岸辺露伴)曲「Knockin’ on Heaven’s Door」(ボブ・ディラン、1973年)集英社の資料・作者の発言
キラークイーン(吉良吉影)曲「Killer Queen」(クイーン、1974年)—
シアーハートアタック(吉良吉影)曲「Sheer Heart Attack」(クイーン、1977年)—
バイツァ・ダスト(吉良吉影)曲「Another One Bites the Dust」(クイーン、1980年)—

「元ネタ」と言い切れる行がそろっているのが第4部の表の特徴です。第5部からは「—」の行が中心になります。

アース・ウインド・アンド・ファイヤーは、第4部の劇中には出てこない名前です。画集『JOJO A-GO!GO!』(2000年)で付けられました。

第5部『黄金の風』のスタンド

第5部では、作者が名前の由来を語ったスタンドが4体あります。

スタンド名(本体)同じ名前の作品根拠
ゴールド・エクスペリエンス(ジョルノ・ジョバァーナ)アルバム『The Gold Experience』(プリンス、1995年)作者の発言(Billboard JAPAN)
スティッキィ・フィンガーズ(ブローノ・ブチャラティ)アルバム『Sticky Fingers』(ローリング・ストーンズ、1971年)作者の発言(Comnavi)
ムーディー・ブルース(レオーネ・アバッキオ)バンド「ムーディー・ブルース」—
セックス・ピストルズ(グイード・ミスタ)バンド「セックス・ピストルズ」作者の発言(語呂合わせ)
エアロスミス(ナランチャ・ギルガ)バンド「エアロスミス」—
パープル・ヘイズ(パンナコッタ・フーゴ)曲「Purple Haze」(ジミ・ヘンドリックス、1967年)—
キング・クリムゾン(ディアボロ)バンド「キング・クリムゾン」—
マン・イン・ザ・ミラー(イルーゾォ)曲「Man in the Mirror」(マイケル・ジャクソン、1987年)作者の発言(JOJOVELLER)
スパイス・ガール(トリッシュ・ウナ)グループ「スパイス・ガールズ」—
メタリカ(リゾット・ネエロ)バンド「メタリカ」—
リトル・フィート(ホルマジオ)バンド「リトル・フィート」—
ザ・グレイトフル・デッド(プロシュート)バンド「グレイトフル・デッド」—
ビーチ・ボーイ(ペッシ)バンド「ビーチ・ボーイズ」—
ベイビィ・フェイス(メローネ)歌手「ベイビーフェイス」—
ホワイト・アルバム(ギアッチョ)アルバム『The Beatles』(通称ホワイト・アルバム、ビートルズ、1968年)—
クラッシュ(スクアーロ)バンド「ザ・クラッシュ」—
トーキング・ヘッド(ティッツァーノ)バンド「トーキング・ヘッズ」—
ノトーリアス・B・I・G(カルネ)ラッパー「ノトーリアス・B.I.G.」—
グリーン・ディ(チョコラータ)バンド「グリーン・デイ」—
オアシス(セッコ)バンド「オアシス」—
ブラック・サバス(ポルポ)バンド「ブラック・サバス」—
ソフト・マシーン(マリオ・ズッケェロ)バンド「ソフト・マシーン」—
クラフト・ワーク(サーレー)グループ「クラフトワーク」—
ミスター・プレジデント(ココ・ジャンボ)グループ「ミスター・プレジデント」—
ローリング・ストーンズ(スコリッピ)バンド「ローリング・ストーンズ」—

セックス・ピストルズには、同じ名前のパンクバンドがあります。作者のコメントでは「シックス・ピストルズ」の語呂合わせです(『JOJOVELLER完全限定版 STANDS』)。

表の根拠が「作者の発言(語呂合わせ)」になっているのは、このため。バンドが由来だと覚えていた人は、混乱しやすいところです。

第6部『ストーンオーシャン』のスタンド

第6部の表は、23行すべてが「—」です。

スタンド名(本体)同じ名前の作品根拠
ストーン・フリー(空条徐倫)曲「Stone Free」(ジミ・ヘンドリックス、1966年)—
キッス(エルメェス・コステロ)バンド「キッス」—
バーニング・ダウン・ザ・ハウス(エンポリオ・アルニーニョ)曲「Burning Down the House」(トーキング・ヘッズ、1983年)—
フー・ファイターズ(F・F)バンド「フー・ファイターズ」—
ウェザー・リポート(ウェザー・リポート)グループ「ウェザー・リポート」—
ヘビー・ウェザー(ウェザー・リポート)アルバム『Heavy Weather』(ウェザー・リポート、1977年)—
ダイバー・ダウン(ナルシソ・アナスイ)アルバム『Diver Down』(ヴァン・ヘイレン、1982年)—
グーグー・ドールズ(グェス)バンド「グー・グー・ドールズ」—
マンハッタン・トランスファー(ジョンガリ・A)グループ「マンハッタン・トランスファー」—
ハイウェイ・トゥ・ヘル(サンダー・マックイイーン)曲「Highway to Hell」(AC/DC、1979年)—
マリリン・マンソン(ミラション)バンド「マリリン・マンソン」—
ジャンピン・ジャック・フラッシュ(ラング・ラングラー)曲「Jumpin’ Jack Flash」(ローリング・ストーンズ、1968年)—
リンプ・ビズキット(スポーツ・マックス)バンド「リンプ・ビズキット」—
サバイバー(グッチョ)バンド「サバイバー」—
ホワイトスネイク(エンリコ・プッチ)バンド「ホワイトスネイク」—
C-MOON(エンリコ・プッチ)曲「C Moon」(ウイングス、1972年)—
メイド・イン・ヘブン(エンリコ・プッチ)曲「Made in Heaven」(フレディ・マーキュリー、1985年)—
プラネット・ウェイブス(ヴィヴァーノ・ウエストウッド)アルバム『Planet Waves』(ボブ・ディラン、1974年)—
ジェイル・ハウス・ロック(ミューミュー)曲「Jailhouse Rock」(エルヴィス・プレスリー、1957年)—
ボヘミアン・ラプソディー(ウンガロ)曲「Bohemian Rhapsody」(クイーン、1975年)—
スカイ・ハイ(リキエル)曲「Sky High」(ジグソー、1975年)—
アンダー・ワールド(ドナテロ・ヴェルサス)グループ「アンダーワールド」—
グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム(緑色の赤ちゃん)曲「Green, Green Grass of Home」(トム・ジョーンズ版は1966年)—

プッチ神父の3つのスタンドは、バンド名、ウイングスの曲、フレディ・マーキュリーの曲と、出どころがばらばらです。

プラネット・ウェイブスは、雑誌連載時には「アース・ウィンド・アンド・ファイヤー」と呼ばれていました。単行本と文庫版で今の名前に直されています。

第4部の支倉未起隆の能力名とは、カタカナの「ウイ」と「ウィ」が違うだけです。

第7部『スティール・ボール・ラン』のスタンド

第7部で名前が分かりにくいのが、大統領のD4C(いともたやすく行われるえげつない行為)です。AC/DCの曲「Dirty Deeds Done Dirt Cheap」から、4つのDとCを取った形です。

スタンド名(本体)同じ名前の作品根拠
タスク(ジョニィ・ジョースター)アルバム『Tusk』(フリートウッド・マック、1979年)—
ボール・ブレイカー(ジャイロ・ツェペリ)アルバム『Ballbreaker』(AC/DC、1995年)—
D4C(ファニー・ヴァレンタイン)曲「Dirty Deeds Done Dirt Cheap」(AC/DC、1976年)—
D4C -ラブトレイン-(ファニー・ヴァレンタイン)曲「Love Train」(オージェイズ、1972年)—
イン・ア・サイレント・ウェイ(サンドマン)アルバム『In a Silent Way』(マイルス・デイヴィス、1969年)—
オー!ロンサム・ミー(マウンテン・ティム)曲「Oh Lonesome Me」(ドン・ギブソン、1957年)—
ヘイ・ヤー(ポコロコ)曲「Hey Ya!」(アウトキャスト、2003年)—
ワイアード(ポーク・パイ・ハット小僧)アルバム『Wired』(ジェフ・ベック、1976年)—
スケアリー・モンスターズ(ディエゴ・ブランドー)アルバム『Scary Monsters』(デヴィッド・ボウイ、1980年)—
キャッチ・ザ・レインボー(ブラックモア)曲「Catch the Rainbow」(レインボー、1975年)—
TATOO YOU!(11人の男たち)アルバム『Tattoo You』(ローリング・ストーンズ、1981年)—
チューブラー・ベルズ(マイク・O)アルバム『Tubular Bells』(マイク・オールドフィールド、1973年)—
20th Century BOY(マジェント・マジェント)曲「20th Century Boy」(T・レックス、1973年)—
シビル・ウォー(アクセル・RO)曲「Civil War」(ガンズ・アンド・ローゼズ、1990年)—
チョコレート・ディスコ(ディ・ス・コ)曲「チョコレイト・ディスコ」(Perfume、2007年)—
涙の乗車券(ルーシー・スティール)曲「Ticket to Ride」(ビートルズ、1965年)—

ルーシーのスタンドは「涙の乗車券」と書き、チケット・ゥ・ライドと読みます。

チョコレート・ディスコは、雑誌掲載時には本体が「ディスコ」、スタンド名が「チョコレイト・ディスコ」でした。単行本で今の表記に直されています。

Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」を作詞作曲したのは、中田ヤスタカです。対談『Capsule Archive』で「最近感動したこと」を聞かれ、このスタンドのことを答えています。

表の中で日本の曲と同じ表記だったのは、チョコレート・ディスコの1体だけです。人物名では、ウェカピポとマジェント・マジェントが日本のSOUL’d OUTの曲名と同じです。

荒木飛呂彦は、曲名を漫画に使う許可をSOUL’d OUTからとっています(「MTV PAPER」VOL.67)。

第8部『ジョジョリオン』のスタンド

第8部では、ソフト&ウェット、ペイズリー・パーク、ビタミンCの3体に作者の発言があります。

スタンド名(本体)同じ名前の作品根拠
ソフト&ウェット(東方定助)曲「Soft and Wet」(プリンス、1978年)作者の発言(Billboard JAPAN)
ペイズリー・パーク(広瀬康穂)曲「Paisley Park」(プリンス、1985年)作者の発言(Billboard JAPAN)
ドギー・スタイル(豆銑礼)アルバム『Doggystyle』(スヌープ・ドッグ、1993年)—
キング・ナッシング(四代目 東方憲助)曲「King Nothing」(メタリカ、1996年)—
ナット・キング・コール(東方常秀)歌手「ナット・キング・コール」—
スピード・キング(東方常敏)曲「Speed King」(ディープ・パープル、1970年)—
カリフォルニア・キング・ベッドちゃん(東方大弥)曲「California King Bed」(リアーナ、2010年)—
スペース・トラッキング(東方花都)曲「Space Truckin’」(ディープ・パープル、1972年)—
ボーン・ディス・ウェイ(虹村京)曲「Born This Way」(レディー・ガガ、2011年)—
アイ・アム・ア・ロック(八木山夜露)曲「I Am a Rock」(ポール・サイモン、1965年)—
ビタミンC(田最環)曲「Vitamin C」(CAN、1972年)作者の発言(第14巻の著者コメント)
ブレイン・ストーム(アーバン・ゲリラ)曲「Brainstorm」(ホークウインド、1972年)—
オゾン・ベイビー(プアー・トム)曲「Ozone Baby」(レッド・ツェッペリン、1982年)—
ドクター・ウー(羽伴毅)曲「Doctor Wu」(スティーリー・ダン、1975年)—
ワンダー・オブ・U(透龍)曲「The Wonder of You」(エルヴィス・プレスリー版は1970年)—
ブルー・ハワイ(ドロミテ)曲「Blue Hawaii」(エルヴィス・プレスリー版は1961年)—
ファン・ファン・ファン(笹目桜二郎)曲「Fun, Fun, Fun」(ビーチ・ボーイズ、1964年)—

第8部の吉良吉影のキラークイーンとシアーハートアタックは、第4部の表と同じ名前なので重ねて載せていません。

第9部『The JOJOLands』のスタンド

『The JOJOLands』(ザ・ジョジョランズ)の表は、2026年10月4日時点の単行本の範囲です。既刊の数はジョジョの部ごとの巻数の一覧にまとめています。

スタンド名(本体)同じ名前の作品根拠
ノーヴェンバー・レイン(ジョディオ・ジョースター)曲「November Rain」(ガンズ・アンド・ローゼズ、1991年)—
スムース・オペレイターズ(ドラゴナ・ジョースター)曲「Smooth Operator」(シャーデー、1984年)—
THE ハッスル(パコ・ラブランテス)曲「The Hustle」(ヴァン・マッコイ、1975年)—
THE MATTEKUDASAI(ウサギ・アロハオエ)曲「Matte Kudasai」(キング・クリムゾン、1981年)—
ビッグマウス・ストライクス・アゲイン(チャーミング・マン)曲「Bigmouth Strikes Again」(ザ・スミス、1986年)—
バグス・グルーヴ(ルル)アルバム『Bags’ Groove』(マイルス・デイヴィス、1957年)—
グローリー・デイズ(ボビー・ジーン)曲「Glory Days」(ブルース・スプリングスティーン、1984年)—
200バルーンズ(寧波)曲「200 Balloons」(プリンス、1989年)—
偽りの瞳 Lyin’ Eyes(レムチャバン)曲「Lyin’ Eyes」(イーグルス、1975年)—
ウエスト・エンド・ガール(キー・ウエスト)曲「West End Girls」(ペット・ショップ・ボーイズ、1984年)—

キング・クリムゾンの「Matte Kudasai」は、日本語の「待って下さい」を題にした曲です。

第9部には岸辺露伴も登場するので、ヘブンズ・ドアーは第4部の表で確かめてください。

作者や集英社の資料が元ネタを明かしているスタンド

表の「根拠」に資料が入っているのは、第4部の21体と第5部の4体、第8部の3体です。どの資料に何が書かれているかをまとめました。

資料スタンド書かれていること
『集英社ジャンプリミックス ダイヤモンドは砕けない』vol14・16・17第4部の21体コラム「The origin of STANDS!」で名前のもとを紹介
『ジャンプスクエア』2008年1月号のインタビューヘブンズ・ドアー「ボブ・ディランの名曲より。」
『Comnavi』Vol.3のインタビュースティッキィ・フィンガーズストーンズのアルバム。ジッパー付きのジャケットが能力のモチーフ
『JOJOVELLER完全限定版 STANDS』(2013年)マン・イン・ザ・ミラー、セックス・ピストルズマイケル・ジャクソンの曲/「シックス・ピストルズ」の語呂合わせ
Billboard JAPAN のインタビュー(2021年)ゴールド・エクスペリエンス、ソフト&ウェット、ペイズリー・パークプリンスの作品から
『ジョジョリオン』第14巻の著者コメントビタミンCCANの曲「Vitamin C」

コラムは5回で、vol14のP83・P86、vol16のP90、vol17のP106-107・P188に載りました。

表で「元ネタ」と言い切れるのは、資料のあるこの28体です。

作者が語ったスタンド名の付け方

主人公のスタンドには鉱物の名前、『ジョジョリオン』の東方家には「キング」。荒木飛呂彦はインタビューや画集で、こうした付け方を明かしています。

主人公のスタンドには鉱物の名前

スタープラチナのプラチナ、クレイジー・ダイヤモンドのダイヤモンド、ストーン・フリーのストーン。作者は、歴代ジョジョのスタンドに鉱物の名前を入れたと説明しています(『JOJO A-GO!GO!』160ページ)。

ゴールド・エクスペリエンスの金も、鉱物へのこだわりから出てきました。「金だったら何かな?」と考えて行き着いたのが、プリンスのアルバムでした(Billboard JAPAN)。

鉱物の名前が先で、合うアルバム名はあとから探した、という順番です。

第7部以降の主人公のタスク、ソフト&ウェット、ノーヴェンバー・レインには、鉱物の名前は入っていません。

『ジョジョリオン』の東方家は「キング」でそろえた

作者は同じインタビューで「東方家のスタンド名は「キング」で統一してるんですよ」と話しています。

四代目 東方憲助のキング・ナッシング、常秀のナット・キング・コール、常敏のスピード・キングが当てはまります。つるぎのペーパー・ムーン・キングと、大弥のカリフォルニア・キング・ベッドちゃんも同じです。

見落としやすいのが、単語の終わりに「キング」が入っている名前。鳩のウォーキング・ハート、密葉のアウェイキング・IIIリーブス、花都のスペース・トラッキングの3体です。

プリンスの作品から付いたスタンド

プリンスの作品をスタンド名に使うのは、なるべく避けていたと作者は話しています。プリンスばかりに偏るのを気にしていた、というのが理由です(Billboard JAPAN)。

作者が語ったのは、ゴールド・エクスペリエンス、ソフト&ウェット、ペイズリー・パークの3体です。第9部の200バルーンズには、同じ名前のプリンスの曲があります。

ソフト&ウェットは、原点に帰った感じと、しゃぼん玉に合う言葉から考えた名前です。

ペイズリー・パークは、康穂のスタンドを交通表記のデザインにする構想が先でした。「P」や「パーキング」といった場所のイメージから選び、プリンスの作品でそろえています。

ソフト&ウェットとペイズリー・パークは、どちらも能力やデザインのイメージが先にあった名前です。

表の見方と注意

  • 原作の表記で載せたので、作品名と少し違うものがあります(例: ストレイ・キャット、TATOO YOU!)
  • 英字の綴りが曲名と違うものもあります。ジェイル・ハウス・ロックは「JAIL HOUSE LOCK」、ナット・キング・コールは「Nut King Call」です
  • 発表年は、曲やアルバムが最初に出た年です。シングルがあとから出た曲は、収録アルバムの年にしています
  • 別の歌手の版で知られる曲はその版の年を書き、バンド名と人名には年を付けていません
  • 表に載せたのは、同じ名前の曲・アルバム・バンドを挙げられるスタンドです。第4部のアクア・ネックレスやザ・ロックなどは載せていません
  • 英語版のアニメやゲームで名前が変わったスタンドも、原作の日本語の名前で載せています。スピンオフ小説と『岸辺露伴は動かない』のスタンドは含みません
  • 第9部は連載中で、単行本が出るたびに行が増えます(2026年10月4日時点)

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参考

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