ジョジョ第7部『スティール・ボール・ラン』に出てくるスタンドは、名前で数えると22体です。スタンドとはっきり分かる形で最初に出てくるのは、ポコロコのヘイ・ヤー(第2巻)です。
主人公ジョニィのタスクは第4巻、サンドマンのスタンドは第10巻。本体の登場から何巻もあとに出てくるのが、第7部のややこしいところです。この記事では、本体と初めて出てくる巻・話、同じ名前の曲を、レースのステージの順にまとめました。
一覧には終盤のスタンドと本体も入っています(ネタバレを含みます)。アニメは2026年10月10日時点で、2nd & 3rd STAGE を配信中です。
ジョジョ7部のスタンド一覧(初めて出てくる順)
22体は、タスクのACT1〜4とブンブーン一家3人のスタンドを、それぞれ1つと数えた数です。大統領のスタンドとラブトレインも1つに数えます。
表ではタスクの4段階とラブトレインを分けたので、第2巻から第23巻まで26行です。巻と話は第7部の数え方で、全24巻・全95話は通巻の第81〜104巻にあたります。
「初登場」は、そのスタンドの能力が作中で初めて描かれる話です。マンダム(第33話)と大統領のスタンド(第61話)は、姿や名前より先に能力だけが描かれます。
サンドマンのイン・ア・サイレント・ウェイだけは、第1話・第4話の一部の描写を数えていません。音の能力が初めて描かれる第40話を初登場にしています。
第1・第2ステージ(第1〜6巻)
第2ステージ「アリゾナ砂漠越え」に入る第3巻から、スタンド使いが次々に現れます。
| スタンド名 | 本体 | 初登場(巻・話) |
|---|---|---|
| ヘイ・ヤー | ポコロコ | 第2巻 第9話 |
| オー!ロンサム・ミー | マウンテン・ティム | 第3巻 第13話 |
| トゥーム・オブ・ザ・ブーム | ブンブーン一家の3人 | 第3巻 第15話 |
| タスク ACT1 | ジョニィ・ジョースター | 第4巻 第18〜19話 |
| ボクのリズムを聴いてくれ | オエコモバ | 第4巻 第21話 |
| ワイアード | ポーク・パイ・ハット小僧 | 第5巻 第25話 |
アニメの2nd & 3rd STAGE(全11話)は、2026年9月25日に配信が始まりました(公式ポータル)。公式のあらすじでは、#02「マウンテン・ティムへの依頼」で原作の第2ステージに入ります。
原作の第2・第3ステージで初めて出てくるスタンドは7つ。この表のヘイ・ヤー以外の5つと、次の表のスケアリー・モンスターズ、スキャンです。
アニメが原作のどの巻まで描くかは、2026年10月10日時点で発表されていません。話数はジョジョアニメの話数の一覧で確かめてみてください。
第3・第4ステージ(第6〜10巻)
第3ステージでは、ジャイロが聖人の遺体の右眼を、ディエゴが左眼を手に入れます。スケアリー・モンスターズはもともとフェルディナンド博士の能力で、第7巻でディエゴが受け継ぎます。
| スタンド名 | 本体 | 初登場(巻・話) |
|---|---|---|
| スケアリー・モンスターズ | フェルディナンド博士/ディエゴ・ブランドー | 第6巻 第28話 |
| スキャン | ジャイロ・ツェペリ | 第7巻 第31話 |
| クリーム・スターター | ホット・パンツ | 第7巻 第33話 |
| マンダム | リンゴォ・ロードアゲイン | 第7巻 第33話 |
| キャッチ・ザ・レインボー | ブラックモア | 第8巻 第36話 |
スキャンは右眼から生まれた力なので、第4ステージで遺体をルーシー・スティールに譲ったあとは出てきません。ジャイロの次のスタンドは、第21巻のボール・ブレイカーです。
第5・第6ステージ(第10〜14巻)
第1話からレースを走っていたサンドマンが、第5ステージで敵としてスタンドを使います。タスクがACT2になるのも、このサンドマン戦です。
| スタンド名 | 本体 | 初登場(巻・話) |
|---|---|---|
| イン・ア・サイレント・ウェイ | サンドマン(サウンドマン) | 第10巻 第40話 |
| タスク ACT2 | ジョニィ・ジョースター | 第11巻 第43〜44話 |
| シュガー・マウンテンの泉 | 大木 | 第11巻 第45話 |
| TATOO YOU! | 11人の男たち | 第11巻 第45話 |
| チューブラー・ベルズ | マイク・O | 第12巻 第48話 |
| 20th Century BOY | マジェント・マジェント | 第14巻 第52話 |
第11巻は第5ステージの終わりと第6ステージの始まりを収めた巻で、3つのスタンドが初めて出てきます。
第7〜第9ステージ(第14〜24巻)
第8ステージに入る第16巻で、大統領のスタンドD4C(いともたやすく行われるえげつない行為)が出てきます。
| スタンド名 | 本体 | 初登場(巻・話) |
|---|---|---|
| シビル・ウォー | アクセル・RO | 第15巻 第56話 |
| タスク ACT3 | ジョニィ・ジョースター | 第15巻 第56〜59話 |
| D4C | ファニー・ヴァレンタイン | 第16巻 第61話 |
| チョコレート・ディスコ | ディ・ス・コ | 第17巻 第65話 |
| 涙の乗車券(チケット・ゥ・ライド) | ルーシー・スティール | 第18巻 第71話 |
| D4C -ラブトレイン- | ファニー・ヴァレンタイン | 第20巻 第77話 |
| ボール・ブレイカー | ジャイロ・ツェペリ | 第21巻 第83話 |
| タスク ACT4 | ジョニィ・ジョースター | 第22巻 第85〜87話 |
| THE WORLD | 並行世界のディエゴ・ブランドー | 第23巻 第90話 |
第20巻のラブトレインは、D4Cが聖人の遺体によって進化した能力です。THE WORLDの本体は、大統領が別の世界から連れてきたもう一人のディエゴです。
7部のスタンドはいつから出てくる?
スタンドだと分かる形で初めて出てくるのは第2巻第9話、レースの第1ステージの途中です。第1ステージ「15,000メートル」(第1〜3巻)のスタンドは、ポコロコのヘイ・ヤーだけです。
ヘイ・ヤーは、聖人の遺体とも悪魔の手のひらとも関係なく現れました。ポコロコの並外れた幸運は彼自身のもので、スタンドの力ではありません。
スタンドの説明が始まるのは、第2ステージに入ってから。第3巻ではブンブーン一家が、スタンドで襲ってきます(第15〜17話)。
第4巻でティムが「悪魔の手のひら」を説明し、ジョニィのタスクが生まれます(第18〜19話)。スタンドの仕組みを作中で知りたいなら、この第4巻から読むと流れがつかめます。
第7部で「スタンド」と名づけたのはマウンテン・ティムです。敵や困難に「立ち向かう(stand up to)」ためのもの、と説明しています。第3部でジョセフが語った由来は、「傍に立つ(Stand by me)」でした。
スタンドそのもののルールは、スタンドの基本ルールの記事にまとめています。
本体が出た巻とスタンドが出た巻は違う
主な5人の本体とスタンドを、初めて出てくる巻で比べました。
| 人物 | 本体が出る巻 | スタンドが出る巻 |
|---|---|---|
| ジョニィ・ジョースター | 第1巻 第2話 | 第4巻(タスク ACT1) |
| ジャイロ・ツェペリ | 第1巻 第1話 | 第7巻(スキャン)/第21巻(ボール・ブレイカー) |
| ディエゴ・ブランドー | 第1巻 第1話 | 第6〜7巻(スケアリー・モンスターズ) |
| サンドマン | 第1巻 第1話 | 第10巻(イン・ア・サイレント・ウェイ) |
| ファニー・ヴァレンタイン | 第5巻 第25話 | 第16巻(D4C) |
本体が出てからスタンドが出るまで、サンドマンは9巻、ヴァレンタインは11巻あきます。人物の名前で一覧を引くときは、本体の巻かスタンドの巻かを見ておくと取り違えません。
7部のスタンドと同じ名前の曲・アルバム
スタンド名が洋楽から取られることが多いのは、第4部から続く特徴です。第7部では、スキャンとクリーム・スターターを除く20体に、同じ名前のものがあります。
D4Cとラブトレインは別々の曲なので、表では行を分けています。
| スタンド名 | 同じ名前のもの | アーティスト・発表年 |
|---|---|---|
| ヘイ・ヤー | 曲「Hey Ya!」 | アウトキャスト、2003年 |
| オー!ロンサム・ミー | 曲「Oh Lonesome Me」 | ドン・ギブソン、1957年 |
| トゥーム・オブ・ザ・ブーム | 曲「Tomb of the Boom」 | アウトキャスト、2003年 |
| タスク | アルバム『Tusk』 | フリートウッド・マック、1979年 |
| ボクのリズムを聴いてくれ | 曲「Oye Como Va」 | サンタナ版、1970年 |
| ワイアード | アルバム『Wired』 | ジェフ・ベック、1976年 |
| スケアリー・モンスターズ | アルバム『Scary Monsters』 | デヴィッド・ボウイ、1980年 |
| マンダム | 男性化粧品「マンダム」 | ジェリー・ウォレス(CMソング)、1970年 |
| キャッチ・ザ・レインボー | 曲「Catch the Rainbow」 | レインボー、1975年 |
| イン・ア・サイレント・ウェイ | アルバム『In a Silent Way』 | マイルス・デイヴィス、1969年 |
| シュガー・マウンテンの泉 | 曲「Sugar Mountain」 | ニール・ヤング、1964年に作曲 |
| TATOO YOU! | アルバム『Tattoo You』 | ローリング・ストーンズ、1981年 |
| チューブラー・ベルズ | アルバム『Tubular Bells』 | マイク・オールドフィールド、1973年 |
| 20th Century BOY | 曲「20th Century Boy」 | T・レックス、1973年 |
| シビル・ウォー | 曲「Civil War」 | ガンズ・アンド・ローゼズ、1990年 |
| D4C | 曲「Dirty Deeds Done Dirt Cheap」 | AC/DC、1976年 |
| チョコレート・ディスコ | 曲「チョコレイト・ディスコ」 | Perfume、2007年 |
| 涙の乗車券 | 曲「Ticket to Ride」 | ビートルズ、1965年 |
| D4C -ラブトレイン- | 曲「Love Train」 | オージェイズ、1972年 |
| ボール・ブレイカー | アルバム『Ballbreaker』 | AC/DC、1995年 |
| THE WORLD | 第3部のDIOのスタンド「ザ・ワールド」 | — |
名前が同じでも、それが由来とは限りません。作者が由来を語った例が、キャッチ・ザ・レインボーです。
荒木飛呂彦は『JOJOVELLER』(集英社、2013年)のコメントで、レインボーの曲から名づけたと述べています。
曲の邦題とそのまま同じなのは涙の乗車券で、ビートルズ「Ticket to Ride」の邦題です。ボクのリズムを聴いてくれは、サンタナの曲の邦題「僕のリズムを聞いとくれ」と表記が少し違います。
マンダムのCMソングは、ジェリー・ウォレスの歌う「男の世界」。リンゴォ戦の話の題も「男の世界」(第33〜35話)です。
同じ名前の曲を作った中田ヤスタカは、『Capsule Archive』の対談でチョコレート・ディスコに触れました。最近感動したこととして挙げたのが、「ジョジョのスタンドにチョコレイト・ディスコ。」です。
一覧の見方と注意
表だけでは分からない点を、3つ補足します。
ジャイロの鉄球はスタンドではない
第10巻では、鉄球の技や第1部からの波紋が、スタンドという才能に近づくための技術だと解説されています。
ウェカピポのレッキング・ボールも鉄球の技術です。ミセス・ロビンスンが体内の虫で針を飛ばす力も特殊技術なので、どちらも一覧にはありません。
ボール・ブレイカーは作中でスタンドと説明されませんが、『JOJOVELLER』でスタンドとして扱われています。
鉄球とスタンドの違いは、ジャイロ・ツェペリの記事で詳しく確かめられます。
スタンドを身につけるきっかけ
きっかけは主に「悪魔の手のひら」と聖人の遺体の2つです。土地の力でスタンドが生まれる設定は、第7部で初めて描かれました。
悪魔の手のひらは、アリゾナ砂漠を移動する謎の土地です。ティムによれば、そこから生きて戻った人がスタンド使いになります。
オエコモバは、悪魔の手のひらを越えてスタンドを得ました。ルーシーの涙の乗車券は、遺体を宿したことで生まれた力です。
名前の読み方・表記とパラメータ
涙の乗車券は「チケット・ゥ・ライド」と読みます。D4Cは、英語の Dirty Deeds Done Dirt Cheap の4つのDとCから来た呼び名です。
チョコレート・ディスコは、雑誌に載ったときは「チョコレイト・ディスコ」でした。本体の名前も「ディスコ」で、単行本で今の表記に直されています。
TATOO YOU!は、アルバムの『Tattoo You』と綴りが違うスタンド名です。
第7部は単行本にスタンドのパラメータ表がなく、破壊力やスピードの値は『JOJOVELLER』に載っています。

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