ナランチャ・ギルガは、第5部『黄金の風』でブチャラティのチームにいる17歳のギャングです。スタンドは小さな戦闘機の形をしたエアロスミス、TVアニメの声優は山下大輝。
身長は164cmですが、「170.5cm」という数字を見かけて迷った人もいるはずです。2つの数字の出どころから最期を迎える第62巻まで、根拠の巻と話数つきでまとめました。
この記事は第5部の結末(ナランチャの生死)に触れます(ネタバレを含みます)。
ナランチャ・ギルガのプロフィール(身長・誕生日・年齢)
身長は164cm、血液型はAB型で、第5部の作中では17歳です。誕生日は5月20日です。
英語表記や初登場の巻まで、基本の情報を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ナランチャ・ギルガ |
| 英語表記 | Narancia Ghirga |
| 登場する部 | 第5部『黄金の風』(原作は通し第47〜63巻) |
| 年齢 | 17歳(第5部の作中) |
| 誕生日 | 5月20日 |
| 身長 | 164cm |
| 体重 | 記載なし |
| 血液型 | AB型 |
| 性別 | 男性 |
| 一人称 | オレ |
| 故郷 | ネアポリス |
| 立場 | ギャング組織パッショーネの構成員/ブチャラティの部下 |
| スタンド | エアロスミス |
| 初登場 | 原作は通し第49巻/アニメ第5部第5話 |
17歳という年齢は、公式ポータルのキャラクター紹介に書かれています。体重は、その紹介には載っていません。
誕生日の5月20日は、ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー』の公式アカウントが告知した日付です。
小柄で幼く見えますが、ナランチャは少年で、ジョルノより2歳年上。新入りのジョルノに先輩風を吹かせることもあります。
英語版では、スタンドのエアロスミスが「Li’l Bomber」という名前に変わっています。
チームのほかのメンバーと身長を比べたい人は、ジョジョのキャラ身長一覧へどうぞ。
身長は164cmと170.5cmのどちら?
表の164cmは、あとから出たプロフィールの数字です。170.5cmのほうは、ホルマジオとの戦いの場面に記されています(原作の通し第51巻)。
調べると2つの数字が出てくるのは、このためです。一覧やほかのサイトと見比べるときは、どちらの時点の数字かを確かめると迷いません。
ブチャラティのチームに入るまで
ナランチャの過去は、ホルマジオとの戦いの途中に回想で明かされます(原作の通し第50巻)。幼いころに母を病気で亡くし、父には疎まれて育ちました。
14歳のとき、友人に罪をなすりつけられて少年院に入ります。出所後は行き場をなくし、浮浪者になっていたところをフーゴとブチャラティに助けられました。
残飯をあさっていたナランチャを、フーゴがレストランに招き入れる場面も、この回想に出てきます。助けてもらった恩に報いるため、ナランチャはひそかに「試験」を受けて組織に入りました。
公式ポータルの紹介文にも、「かつて自分を救ったブチャラティに恩義を感じており」とあります。入団の目的は、ブチャラティの力になることでした。
第56巻でナランチャがトリッシュに自分を重ねるのも、この生い立ちがあるからです。
スタンドはエアロスミス(能力と弱点)
エアロスミスは、ラジコンほどの大きさのプロペラ戦闘機の形をしたスタンドです。ナランチャが横に伸ばした両腕を滑走路にして、発進させたり戻したりします。
攻撃の手段は、両翼の機銃掃射と機体の下の爆弾。片目を覆うレーダーで二酸化炭素を探知するので、息をしている相手なら目で見えなくても撃てます。
射程距離が長く、チームでは偵察や索敵の役もこなします。
ステータスは破壊力B、スピードB、射程距離が数10m(アニメ版ではB)。持続力はC、精密動作性はE、成長性はCです。
弱点は、燃えているものなど二酸化炭素を出すものが周りに多いと、どれが敵か見分けにくいこと。精密動作性も低く、正確な射撃は得意ではありません。
ホルマジオとの戦いでは、二酸化炭素で相手を探す仕組みを見抜かれました。体を数センチまで縮められ、捕まってしまいます(アニメ第11話)。
レーダーが教えてくれるのは「どこで息をしているか」までで、それが誰なのかまでは分かりません。ここを押さえておくと、エアロスミスが出てくる戦いの駆け引きが読みやすくなります。
声優は山下大輝(アニメとゲーム)
TVアニメ『黄金の風』でナランチャを演じるのは山下大輝です。アニメ公式サイトのSTAFF/CASTにも、公式ポータルのキャラクター紹介にも名前が載っています。
アニメは2018〜2019年に全39話が放送されました。ゲームは作品ごとに担当が違うので、アニメも含めて年の順に整理しました。
| 作品 | 年 | 担当 |
|---|---|---|
| ゲーム『黄金の旋風』(PS2) | 2002年 | 瀧本富士子 |
| ゲーム『オールスターバトル』 | 2013年 | 三瓶由布子 |
| ゲーム『アイズオブヘブン』 | 2015年 | 三瓶由布子 |
| TVアニメ『黄金の風』 | 2018〜2019年 | 山下大輝 |
| ゲーム『オールスターバトル R』 | 2022年 | 山下大輝 |
『オールスターバトル R』では、第6部までのキャラクターの声がTVアニメのキャストに変わりました。ゲームのナランチャも、この作品から山下大輝が演じています。
昔のゲームで聞いた声と違うと感じた人は、表の年に注目してください。境目は2018年のアニメで、それより前のゲームは別の声優が担当しています。
登場する巻と話
初登場は原作の通し第49巻、アニメでは第5部第5話「ポルポの遺産を狙え!」です。最期を迎えるのは第62巻で、アニメの第35話にあたります。
主な出来事を、原作の巻とアニメの話で対応させました。
| 出来事 | 原作の巻 | アニメの話 |
|---|---|---|
| ジョルノと出会う(初登場) | 第49巻 | 第5話 |
| ホルマジオと戦う(過去の回想も) | 第50〜51巻 | 第10〜11話 |
| ブチャラティのボートを泳いで追う | 第56巻 | 第21話 |
| スクアーロとティッツァーノを倒す | 第56〜57巻 | 第22〜23話 |
| エアロスミスがリゾットを撃つ | 第59巻 | 第27話 |
| ディアボロに殺される | 第62巻 | 第35話 |
| 運命の石が3人の形になる | 第63巻 | 第39話 |
ナランチャが中心になる戦いをまとめて読むなら、第50〜51巻と第56〜57巻の2か所です。
話の題に名前が入っているのが、ホルマジオとの戦い。原作の話の題も、アニメ第11話の題も「ナランチャのエアロスミス」です。
集英社による第51巻の紹介文にも、「ナランチャの身体はどんどん縮む」と書かれています。
スクアーロとティッツァーノとの戦いは、ヴェネツィアのレストランでの食事中に始まります(アニメ第22話)。舌にトーキング・ヘッドを取りつかれたナランチャは、考えていることと逆のことを言ってしまいます(アニメ第23話)。
リゾットとの戦いでは、ナランチャのエアロスミスがディアボロの策略に使われます。暗殺チームのリゾットは、この攻撃で致命傷を負いました(第59巻)。
セリフ「ボラーレ・ヴィーア」はどの巻?
決め台詞の「ボラーレ・ヴィーア(飛んでいきな)」を叫ぶのは、第57巻でスクアーロとティッツァーノを倒す場面です。英字のつづりは Volare Via です。
ナランチャのセリフ2つと、最期の直前に話した決意を、場面と巻で整理しました。
| セリフ・話したこと | 場面 | 巻・アニメの話 |
|---|---|---|
| 「ボラーレ・ヴィーア」 | 親衛隊の2人との戦いの決着 | 第57巻/第23話 |
| 「行くよッ」「オレも行くッ」 | ブチャラティのボートを泳いで追う | 第56巻/第21話 |
| 故郷で学校へ行くという決意 | 最期の直前 | 第62巻/第35話 |
ラッシュのときの「ボラボラボラ……」という掛け声から、この一言で締めるのがナランチャの決まった形です。
「行くよッ」「オレも行くッ」は、ボスを裏切ったブチャラティのボートを、泳いで追いかけながらの叫びです。実の親に裏切られたトリッシュに自分の過去を重ねたことが、ついて行く決め手になりました。
学校へ行くという決意は、最期の直前に口にしたものです。直後に何が起きるかは、次の結末の節で説明します。
ナランチャは死亡する?結末と生死
ナランチャは、第5部の最終決戦で死亡します。原作は通し第62巻、アニメでは第5部第35話です。
死亡するのは第62巻・アニメ第35話
ローマでの最終決戦のさなか、「矢」に貫かれたシルバーチャリオッツが、チャリオッツ・レクイエムに変わります。
その力で、辺りにいる者の精神が入れ替わってしまいました(アニメ第35話)。ナランチャの魂が入ったのは、ジョルノの体です。
戦いが終わったらネアポリスに帰って学校へ行く、とナランチャは話します。その直後、ボスのキング・クリムゾンに隙を突かれ、鉄柵に串刺しにされて殺されました(第62巻)。
キング・クリムゾンには、消し飛ばした時間の中では相手に触れられない描写もあります。ところがナランチャの殺害は、その時間の中で行われました。
ここは混乱しやすいところです。この食い違いは、キング・クリムゾンの能力を整理した記事で詳しく扱っています。
ブチャラティのチームで命を落とすのは、アバッキオ、ナランチャ、ブチャラティの3人です。ほかの部も含めた生死は、ジョジョ死亡キャラ一覧と生き残りで確かめられます。
花で覆われた遺体と「故郷に連れて帰る」
ジョルノが治そうとしたときには、ナランチャの体の中はすでに空洞でした。遺体は、ジョルノのスタンドの力で草花に覆われます(第62巻)。
ジョルノは遺体に「君を必ず故郷に連れて帰る」と語りかけ、先へ進みました。花に覆われた最期の場面を探しているなら、第62巻を開いてみてください。
第5部のあとに残るもの
第5部のエピローグ「眠れる奴隷」には、ブチャラティの運命を示す石が出てきます。ミスタが壊すと、石は砕けて3人の形に変わりました。
その3人が、ブチャラティ、アバッキオ、ナランチャです(第63巻/アニメ第39話)。
舞城王太郎の小説『JORGE JOESTAR』(集英社、2012年9月19日)にも、ナランチャが出てきます。パラレルワールドのそっくりさんという位置づけで、スタンドは潜水艦型の「Uボート」です。
小説は第5部の続きではないので、本編のナランチャの物語は第62巻の最期で終わっています。
仲間との関係(関連する人物)
ナランチャと関わりが深いのは、恩人のブチャラティと、勉強を教えてくれるフーゴです。チームの仲間と、ナランチャが倒した敵を表にしました。
| 人物 | ナランチャとの関係 | 根拠の巻 |
|---|---|---|
| ブローノ・ブチャラティ | 恩人。力になるために入団 | 第50巻(回想) |
| パンナコッタ・フーゴ | 入団のきっかけ/勉強の教育係 | 第49〜50巻 |
| ジョルノ・ジョバァーナ | 2歳年下の新入り | 第49巻 |
| トリッシュ・ウナ | 親に裏切られた境遇を重ねる | 第56巻 |
| ホルマジオ | 倒した暗殺チームの一人 | 第50〜51巻 |
| スクアーロ/ティッツァーノ | 倒したボスの親衛隊 | 第56〜57巻 |
フーゴに勉強を教わる場面が描かれるのは、第49巻です。計算の間違いから、大げんかになってしまいます。
ジョルノのプロフィールと第5部のあとの扱いは、ジョルノ・ジョバァーナの声優・本名・結末にまとめています。

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