グイード・ミスタは、ジョジョ第5部『黄金の風』でブチャラティのチームにいる18歳のギャングです。スタンドは弾丸の軌道を操るセックス・ピストルズ、TVアニメの声優は鳥海浩輔。第5部の最後まで生き残ります。
「どうしてそこまで4を嫌うの?」「最後はどうなったの?」は、読んでいて気になるところですよね。プロフィールから登場する巻と話、本編のあとを描いた小説での立場まで、根拠の巻数つきでまとめました。
この記事は第5部の結末(ミスタの生死とその後)まで触れます(ネタバレを含みます)。
グイード・ミスタのプロフィール
公式ポータルの紹介文では、ミスタは「シンプルで楽観的な性格のチームのムードメイカー」とされています。基本の情報は次の表のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | グイード・ミスタ(Guido Mista) |
| 登場する部 | 第5部『黄金の風』(原作は通し第47〜63巻) |
| 年齢 | 18歳(2001年の作中) |
| 誕生日 | 公式サイトに記載なし |
| 身長・体重 | 179cm・68kg |
| 血液型 | B型 |
| 出身 | 公式サイトに記載なし |
| 立場 | ギャング組織パッショーネの一員、ブチャラティの部下 |
| スタンド | セックス・ピストルズ |
| 嫌いなもの | 数字の「4」 |
| 初登場 | 原作は通し第49巻/アニメ第5部第5話 |
「公式サイトに記載なし」は、公式ポータルとアニメ公式サイトのキャラクター紹介のどちらにも載っていない項目です。
グイード・ミスタの誕生日
公式サイトのキャラクター紹介に載っているのは、「18歳」という年齢だけです。ネットでよく見かける「1982年12月3日」も、そこには載っていない日付です。
月日つきの誕生日を見かけたら、出どころの資料名が書かれているかを確かめてみてください。
月日まで分かる人物と年齢だけの人物は、ジョジョ誕生日一覧で分けています。
ミスタがギャングになったきっかけ
ミスタの信条は「単純に生きる」こと。あるとき、暴行されていた女性を助けようとして、チンピラを撃ち殺してしまいます。
刑務所に入ったミスタを救ったのが、ブチャラティでした。ミスタの正当防衛と銃の才能を見抜いていたのです。
助け出されたミスタは「弓と矢の試練」を越え、パッショーネに入りました。
スタンドはセックス・ピストルズ
6人の小人のような姿をした、群体型のスタンドです。ふだんは銃の中で待機し、ミスタが撃った弾丸にまたがって一緒に飛び出すのが特徴です。
飛びながら弾を蹴ったり弾いたりして、ありえない角度に軌道を曲げます。何度も跳ね返らせることもでき、ミスタ本人は「暗殺向き」と表現しています。
単行本に載っているパラメータは次のとおりです。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 破壊力 | E |
| スピード | C |
| 射程距離 | 弾丸の届く距離まで |
| 持続力 | A |
| 精密動作性 | A |
| 成長性 | B |
射程距離を「B」とするページもありますが、Bはアニメ版での設定です。
パワーは弱く、弾丸より重いものを動かすのは苦手です。持てるのは、せいぜい弾1発を抱えて浮かぶ程度。
ミスタが傷ついても、ピストルズには反映されません。逆にピストルズが傷つくと、ミスタ本人も少しずつ負傷します。
群体型のスタンドでダメージがどう返るかは、スタンドの基本ルール8つで整理しています。
ミスタの銃は、撃鉄を覆った6連発のリボルバーです。予備の弾は帽子や袖に隠し持ち、帽子の中の弾は頭を下げて片手で込め直せます。終盤はリボルバーが壊れ、警官のベレッタに持ち替えました。
荒木飛呂彦は『週刊少年ジャンプ』1998年9号の5部Q&Aで、ミスタの銃について答えています。ミスタが撃つならどんな銃でもスタンドは使える、というものです。
そのうえで「ミスタは一発撃てば絶対に命中させられるので、機関銃の類は必要ない」とも続けています。
第5部までのスタンド全88種のうち、登場回数は1位です(『JOJO A-GO!GO! DISC.2 STANDS』)。そこでは「意外な1位」とコメントされています。
ピストルズ6人の番号と性格(No.4はいない)
番号はNo.1からNo.7までですが、ミスタのジンクスで「No.4」だけがいません。6人の性格は、次のように描き分けられています。
| 番号 | 性格 |
|---|---|
| No.1 | リーダー格 |
| No.2 | 明るいお調子者 |
| No.3 | 短気な暴れん坊 |
| No.5 | 気弱な泣き虫 |
| No.6 | クールで冷静 |
| No.7 | サブリーダー |
No.7が指揮をとるのは、No.1がいないときだけ。気弱なNo.5は、ここぞという場面で活躍するメンバーでもあります。
番号と性格を押さえておくと、戦いの中でどの1人が動いているのかを追いやすくなります。
スタンドなのに、ピストルズには食事や睡眠が欠かせません。食事や昼寝をさせないと働いてくれない、とミスタは語っています。
「何匹」と呼ばれるとペット扱いされたと感じて、機嫌を損ねます。ミスタが「何人」と数えるのはこのためです。
ホル・ホースの皇帝(エンペラー)との違い
同じ銃使いなので混同しやすいのが、第3部『スターダストクルセイダース』のホル・ホースです。皇帝(エンペラー)は、銃とそこに込められる弾丸そのものがスタンドです。
弾丸もスタンドなので、軌道を自在に操れて、弾切れを起こさずに連射できます。
ミスタの銃と弾は本物で、軌道を曲げるのは弾に乗ったピストルズのほう。本物の弾を使う以上、残りの弾数を数える場面が生まれます。
名前の元ネタ
荒木飛呂彦のコメントでは、名前は「シックス・ピストルズ」の語呂合わせ。載っているのは『JOJOVELLER完全限定版 STANDS』です。
イングランドには、同じ名前のパンク・ロックバンドのセックス・ピストルズ(Sex Pistols)もあります。活動したのは1975年から1978年までです。
作者自身が語っている由来は、語呂合わせのほうです。
ミスタが「4」を嫌う理由
ミスタは数字の「4」を不吉だと信じ、極度に嫌っています。過去に「4」にまつわる不幸があり、チンピラを撃ち殺したときの弾も「4発」でした。
ふだんは快活なのに、「4」が絡むと途端に弱気になります。公式ポータルの紹介文も、最後を「「4」という数字が嫌い」で締めています。
「4」が絡む主な場面は、次の2つです。
| 場面 | 出てくるところ |
|---|---|
| サーレー戦で手元に残った弾が「4発」 | 通し第49〜50巻/アニメ第8話 |
| 副長なのにNo.2ではなくNo.3を名乗る | 小説『恥知らずのパープルヘイズ』(2011年) |
サーレー戦を描くアニメ第8話の公式あらすじも、「彼の手元には弾丸が「4発」しか残っておらず……」という一文で終わります。
声優は鳥海浩輔(アニメとゲーム)
TVアニメ『黄金の風』は、2018年10月から2019年7月まで放送された全39話。公式ポータルのキャラクター紹介に、ミスタのCVとして鳥海浩輔の名前が載っています。
ゲームでは担当が違うので、ピストルズの声とあわせて表にしました。
| 作品 | ミスタの声 | ピストルズの声 |
|---|---|---|
| TVアニメ『黄金の風』 | 鳥海浩輔 | 鳥海浩輔 |
| ゲーム『黄金の旋風』(2002年) | 伊藤健太郎 | 伊藤健太郎 |
| ゲーム『オールスターバトル』(2013年)・『アイズオブヘブン』 | 赤羽根健治 | 今井麻美 |
6人のピストルズも、TVアニメでは鳥海浩輔がひとりで演じています。アニメには、『黄金の旋風』を含むゲーム版から続けて起用された声優はいません。
アニメのあとに出た『オールスターバトル R』では、ミスタの声も鳥海浩輔です(ゲーム公式サイトのキャラクター紹介)。聞き覚えのある声と名前が一致しないときは、作品の年を見比べてみてください。
登場する巻と話
初登場は原作の通し第49巻、アニメでは第5部第5話「ポルポの遺産を狙え!」です。入団試験に合格したジョルノが、ブチャラティの部下たちと出会う場面にミスタもいます。
主な出来事を原作の巻とアニメの話で対応させたので、アニメで見た場面が何巻にあたるかもたどれます。
| 出来事 | 原作の巻(通し) | アニメ第5部の話 |
|---|---|---|
| ジョルノと出会う(初登場) | 第49巻 | 第5話 |
| カプリ島でサーレーと戦う | 第49〜50巻 | 第7〜8話 |
| 列車でプロシュートとペッシに追い詰められる | 第52〜53巻 | 第15話 |
| ジョルノとギアッチョを倒す | 第55巻 | 第18〜20話 |
| ブチャラティと組織を裏切る | 第56巻 | 第22話 |
| 空港でカルネを撃つ | 第57巻 | 第24話 |
| ジョルノとチョコラータを倒す | 第60〜61巻 | 第30〜32話 |
| 魂がトリッシュと入れ替わる | 第62巻 | 第34〜35話 |
| エピローグ「眠れる奴隷」 | 第63巻 | 第39話 |
空港では、スタンドを出そうとした親衛隊のカルネを、攻撃される前に撃ち倒しました(アニメ第24話)。死んだあとに動き出すノトーリアス・B・I・Gとの戦いは、ここから始まります。
最後の「眠れる奴隷」は、時間をさかのぼった話です(アニメ第39話の公式あらすじ)。ジョルノがブチャラティたちと出会う前に、捜査を任されたミスタが彫刻家のスコリッピを見つけます。
結末と生死
ミスタは死なず、第5部の最後まで生き残ります(通し第63巻)。
最終決戦ではピストルズでジョルノたちを援護しました。ラストでボスになったジョルノのそばには、側近として仕えるミスタがいます。
ほかの人物の生死は、ジョジョ死亡キャラ一覧と生き残りで部ごとに確かめられます。
最終決戦ではトリッシュと魂が入れ替わる
矢に貫かれたシルバーチャリオッツは、「チャリオッツ・レクイエム」になります。周りにいた者の精神は、それぞれ入れ替わってしまいました(通し第62巻、アニメ第35話)。
ミスタの魂は、トリッシュの魂と入れ替わります。ミスタの体には、トリッシュの魂のそばに隠れる形で、ボスのディアボロの魂もとりついていました。
ブチャラティがレクイエムを破壊したことで、入れ替わりは解けます(通し第63巻)。
第62〜63巻を読むときは、ミスタの姿をした人物の中身がトリッシュだと覚えておくと混乱しません。
その後はパッショーネの副長(小説『恥知らずのパープルヘイズ』)
漫画の本編で描かれるのは、側近として立つところまで。その後を描いたのが、上遠野浩平の小説『恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-』です。
2011年9月16日に集英社から発売された、第5部の後日談です(原作は荒木飛呂彦)。
舞台は、パッショーネの抗争から半年後。副長になったミスタは、かつてチームを離れたフーゴを呼び出し、麻薬チームの始末を命じます。
周りからは副長と言われていますが、ミスタは自分をNo.3だと言います。理由は、2は掛け合わせると4になるから。No.2はポルナレフだ、と語っています。
「No.2」と「No.3」、どちらの書き方も見かけてややこしいところ。副長という地位ならNo.2、本人の言い分ではNo.3です。
関連する人物
ミスタと行動をともにした仲間との関係を、巻・話とあわせて整理します。
ジョルノ・ジョバァーナ
ミスタは、ブチャラティを除けばチームで一番早くジョルノに協力した人物です。アバッキオの新人いびりをジョルノがうまくかわして以来、ジョルノを気に入っています。
ギアッチョ戦では、自分を犠牲にしようとするミスタに、ジョルノが「覚悟」の必要を示します(アニメ第19話)。
ピストルズの射程が大きく延びるのは、ゴールド・エクスペリエンスで弾丸に生命を与えて撃ったときです。生命を与える仕組みはゴールド・エクスペリエンスの能力で確かめられます。
ジョルノの本名や声優は、ジョルノ・ジョバァーナの声優・本名・結末にまとめています。
ブチャラティとフーゴ
ボスを裏切ると決めたブチャラティに、ミスタはそのままついて行きました(通し第56巻)。このとき一人だけチームを離れたフーゴを、半年後の小説でミスタが呼び出します。
トリッシュ・ウナ
トリッシュはボスの娘で、15歳。ブチャラティのチームが、ボスから護衛を命じられた相手です(通し第50巻)。
最終決戦では、ミスタと魂が入れ替わる相手になります。


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