岸辺露伴の声優は櫻井孝宏|実写は高橋一生・スタンド・結末

岸辺露伴は、第4部『ダイヤモンドは砕けない』に出てくる漫画家です。スタンドはヘブンズ・ドアーで、TVアニメの声は櫻井孝宏、実写ドラマと映画は高橋一生です。

この記事は第4部の結末と、第9部『The JOJOLands』での再登場に触れます(ネタバレを含みます)。露伴は第45巻で一度爆死しますが、第4部の最後まで生きています。

ドラマから入った人が混乱しやすいのが、『岸辺露伴は動かない』の話の数え方。プロフィール・スタンド・声優・登場する巻・結末を、根拠の巻数つきでまとめました。

岸辺露伴のプロフィール(年齢・身長・血液型)

読みは「きしべ ろはん」。杜王町に住む人気漫画家で、代表作は『ピンクダークの少年』です。

アニメ公式サイトの人物紹介では、わがままで自己中心的な性格と書かれています。漫画を描くことには真剣で、リアリティの追求のためなら手段を選びません。

原作と公式サイトに書かれている項目を、根拠の場所とセットでまとめました。

項目内容根拠
名前(読み)岸辺露伴(きしべ ろはん)原作第34巻
登場する部第4部『ダイヤモンドは砕けない』原作第34巻
生年1979年原作第4部
年齢1999年の作中で20歳原作第4部
誕生日記載なし原作の人物紹介欄・アニメ公式サイト
身長記載なし原作の人物紹介欄・アニメ公式サイト
血液型B型原作第4部
住まいM県S市杜王町原作第4部
職業漫画家アニメ公式サイト
代表作『ピンクダークの少年』原作第4部
スタンドヘブンズ・ドアーアニメ公式サイト
初登場第34巻「漫画家のうちへ遊びに行こう その①」原作第34巻

誕生日と身長は、原作の人物紹介欄にもアニメ『ダイヤモンドは砕けない』公式サイトの人物紹介にも書かれていません。数字で分かるのは、生年と年齢と血液型の3つだけです。

20歳というのは第4部の1999年の時点です。スピンオフの読切「六壁坂」では、露伴は27歳として描かれています。

ほかの登場人物の数字がどこまで公表されているかは、ジョジョのキャラの身長・年齢・血液型の一覧で確かめてみてください。

岸辺露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」

ヘブンズ・ドアーは、対象を本に変えるスタンドです。その本には相手のこれまでの人生すべてが書かれています(アニメ公式サイトのスタンド紹介)。

露伴は本を読んで取材の材料にします。ページに文章を書き込めば相手の行動を制限でき、ページを破り取れば、そこに書かれた記憶を抜き取れます。

自宅を訪ねてきた広瀬康一を、露伴は取材のために本にしてしまいます(第34巻)。康一たちが訪ねた目的は、サインをもらうことでした。

アニメ公式サイトの表記は「ヘブンズドアー」で、中黒が入りません。検索するときは、どちらの書き方でも同じスタンドを指します。

射程や本体へのダメージといったスタンド共通の決まりは、スタンドの基本ルールにまとめています。

「露伴」という名前は、小説家の幸田露伴から取られたものです。荒木飛呂彦は『ジャンプスクエア』2008年1月号のインタビューで、語感から拝借したと述べています。

スタンド名の元ネタは、ボブ・ディラン(Bob Dylan)の「天国への扉」です。原題は「Knockin’ on Heaven’s Door」(1973年)。この「Heaven’s Door」がそのまま名前になりました。

岸辺露伴の声優と実写キャスト

TVアニメ第4部の声優は櫻井孝宏です。ゲームでは担当が分かれ、実写では俳優が演じます。

作品ごとの担当をまとめました。

作品担当
TVアニメ『ダイヤモンドは砕けない』櫻井孝宏
OVA『岸辺露伴は動かない』櫻井孝宏
ゲーム『オールスターバトル』『アイズオブヘブン』神谷浩史
ゲーム『オールスターバトルR』櫻井孝宏
実写ドラマ・映画『岸辺露伴は動かない』高橋一生
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の青年期長尾謙杜

アニメもOVAも最新のゲームも櫻井孝宏で揃っています。神谷浩史なのは先に出た2本のゲームだけなので、「アニメの露伴は櫻井孝宏」で覚えて大丈夫です。

実写ドラマと映画で露伴を演じるのは高橋一生です。映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(2023年5月26日公開)では、青年期の露伴を長尾謙杜が演じています。

担当編集の泉京香は、OVAでは中原麻衣が声をあて、実写ドラマでは飯豊まりえが演じています。

岸辺露伴が登場する巻と話

初登場は第34巻「漫画家のうちへ遊びに行こう その①」で、TVアニメ第4部では第14話にあたります。

露伴が大きく動く場面を、原作の巻とアニメの話に対応させました。

出来事原作の巻アニメの話
初登場(康一が自宅を訪ねる)第34巻第14話
仗助との決着第35巻第15話
「岸辺露伴の冒険」で謎の小道へ入る第35〜36巻第17話
ジャンケン小僧との勝負第40巻第26話
チープ・トリックに取り憑かれる第44巻第33〜34話
バイツァ・ダストで爆死第45巻第36話

登場したときの露伴は、康一を本にして情報を抜き取る敵の側でした。仗助に倒されたあとは杜王町の謎を追う側に回り、吉良を探して駅前で通勤中の会社員の写真を撮るまでになります(第40巻)。

「だが断る」のセリフが出るのは、第40巻の次の第41巻です。トンネルで露伴を追い詰めたスタンド「ハイウェイ・スター」が、仗助を差し出せば命は助けると持ちかけました。

この取引への返事が「だが断る」でした(第41巻「ハイウェイ・スター その③」)。ファンの間で広く知られたセリフですが、ジャンケン小僧との勝負(第40巻)とは別の戦いです。

第5部と第6部にも露伴は出てきますが、どちらも名前が語られるだけで姿は描かれません。

岸辺露伴の結末と生死

ここから第4部の結末に触れます。爆死する場面は第45巻にありますが、そのあとの露伴は生きています。

第45巻で一度爆死する

吉良吉影は再び矢に射抜かれ、キラークイーンの第3の能力バイツァ・ダストを手に入れます。これを仕掛けられた川尻早人に接触した露伴は、その場で爆死しました(第45巻、アニメ第36話)。

バイツァ・ダストは、同じ朝を何度も繰り返させる能力です。4度目の朝で早人の機転により能力が解かれ、露伴の死はなかったことになります。

爆弾としての仕組みは、キラークイーンのバイツァ・ダストの記事にあります。露伴が爆死するのは、この繰り返しの中で起きた出来事です。

吉良との決着がついたあと、現世を去る杉本鈴美を見送る場面にも露伴は姿を見せます(第47巻)。「結局、死んだのか生きているのか」が気になっていた人は、第4部の露伴は生きて終わる、と覚えておいてください。

第9部『The JOJOLands』での再登場

露伴は第9部『The JOJOLands』の第1巻にも登場します。日本から来た漫画家として、ハワイの別荘に滞在している人物です。

狙われるのは、露伴が持ち込んだ600万ドルのダイヤモンド。ジョディオたちが強奪のために別荘へ向かいます(『The JOJOLands』第1巻)。

ヘブンズ・ドアーでパコたちを難なく無力化しますが、ジョディオには取り押さえられます。金庫にあった「溶岩」を、「君は大富豪になれる」と言い残して託しました。

第9部の露伴について、原作は第4部との関係を説明していません。

『岸辺露伴は動かない』は漫画とドラマで話が違う

同じ『岸辺露伴は動かない』でも、漫画・OVA・実写ドラマで題名も本数も違います。漫画は単行本3巻に全12話、OVAは4本、実写ドラマは全9話です(2026年9月21日時点)。

まず漫画の12話を、収録巻と初出の掲載誌で一覧にしました。

話の題収録巻初出
懺悔室第1巻週刊少年ジャンプ1997年30号
六壁坂第1巻ジャンプスクエア2008年1月号
富豪村第1巻週刊少年ジャンプ2012年45号
密漁海岸第1巻週刊少年ジャンプ2013年46号
岸辺露伴 グッチへ行く第1巻SPUR 2011年10月号の別冊
望月家のお月見第2巻少年ジャンプ+2014年9月22日配信
月曜日 天気-雨第2巻ジャンプスクエア2016年1月号
D・N・A第2巻別冊マーガレット2017年9月号
ザ・ラン第2巻週刊少年ジャンプ2018年13号
ホットサマー・マーサ第3巻JOJO magazine 2022 SPRING
ドリッピング画法第3巻ウルトラジャンプ2022年5・6月号
ブルスケッタ第3巻ウルトラジャンプ2025年5月号

初出は1997年から2025年までばらばらで、掲載誌も少年誌からファッション誌までまたがります。連載ではなく読切として描かれた作品が、あとから3冊にまとまりました。

単行本の発売日は、第1巻が2013年11月19日、第2巻が2018年7月19日(集英社)。第3巻が出たのは2025年5月19日で、第2巻から7年近く空きました。

次に、映像になって題名が重なる話だけを抜き出しました。

話の題漫画の収録映像での扱い
富豪村第1巻OVAと実写ドラマ第1話
六壁坂第1巻OVAと実写ドラマ第6話
懺悔室第1巻OVAと実写映画
密漁海岸第1巻実写ドラマ第9話
ザ・ラン第2巻OVAと実写ドラマ第4話
D・N・A第2巻実写ドラマ第3話
ホットサマー・マーサ第3巻実写ドラマ第7話
くしゃがら収録なし(小説)実写ドラマ第2話
背中の正面収録なし(第4部本編)実写ドラマ第5話
ジャンケン小僧収録なし(第4部本編)実写ドラマ第8話

「懺悔室」だけは、漫画・OVA・実写映画の3つに同じ題名があります。映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は2025年5月23日公開で、ドラマ本編の9話には含まれません。

ドラマ第2話「くしゃがら」の原作は、小説『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』(2018年)です。第5話「背中の正面」と第8話「ジャンケン小僧」は、第4部本編の話が下敷きになっています。

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、単行本『岸辺露伴は動かない』に入っていない別の作品です。愛蔵版コミックスが2011年5月27日に刊行され、実写映画は2023年5月26日に公開されました。

岸辺露伴と関わりの深い人物

露伴と関わりの深い人物を、第4部とスピンオフから整理しました。

人物露伴との関係
広瀬康一露伴に本にされた高校生。のちに行動を共にする
東方仗助第35巻で露伴を倒す。敵役だったころの相手
吉良吉影第45巻で露伴を爆死させる
杉本鈴美4歳の露伴を助けた幽霊の少女
泉京香スピンオフでの担当編集

なかでも杉本鈴美との関わりは、露伴が4歳のときの事件までさかのぼります。1983年8月13日、吉良に一家を殺された鈴美は、その場にいた露伴だけを逃がしました。

事件の生存者は露伴ひとりで、捜査は迷宮入りします。第45巻で露伴を爆死させた吉良は、16年前に露伴が生き延びた事件の犯人でもありました。

仗助のプロフィールとスタンドは、東方仗助の記事にまとめています。『岸辺露伴は動かない』と『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』にも仗助と分かる人物が出ますが、顔は描かれずセリフもありません。

参考

コメント

タイトルとURLをコピーしました