ジョナサン・ジョースターは、第1部『ファントムブラッド』の主人公です。戦いで使うのはスタンドではなく波紋で、TVアニメの声は興津和幸が担当しています。
ただ、「じゃあスタンドは本当にないの?」という疑問は残ります。「DIOに奪われたのは首だっけ、体だっけ」も、第3部まで読むと混乱しやすいところです。
プロフィール、波紋の技、資料にだけ残るスタンドの名前、愛犬ダニー、1889年の最期までを巻数つきでまとめました。
この記事は第1部の結末と、第3部で語られるその後に触れます(ネタバレを含みます)。
ジョナサン・ジョースターのプロフィール(身長・血液型・誕生日)
生年月日は1868年4月4日。イギリス貴族ジョースター家の跡取り息子で、あだ名は「ジョジョ」です(公式ポータルのキャラクター紹介)。
表にある195cm・105kgは、ディオと出会って7年後、大学生になったころの姿です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ジョナサン・ジョースター(Jonathan Joestar) |
| 年齢 | 20歳(1889年、第1部の終わり) |
| 誕生日 | 1868年4月4日 |
| 身長・体重 | 195cm・105kg |
| 血液型 | A型 |
| 出身 | イギリス。父はジョージ・ジョースターI世 |
| 大学 | ラグビーと考古学 |
| 能力 | 波紋。本編でスタンドは使わない |
| 初登場 | 原作第1巻の第1話「侵略者ディオの巻」/アニメ第1話「侵略者ディオ」 |
195cmは孫のジョセフ、玄孫の空条承太郎と同じ数字です。ほかのキャラクターはジョジョのキャラ身長一覧にまとめています。
誕生日が月日まで分かる人と星座だけの人は、ジョジョ誕生日一覧で分けて載せています。
名前の由来はファミリーレストランではない
「ジョナサン」は連載の打ち合わせで使っていたファミリーレストランの名前が由来、という説が広まりました。
実際に打ち合わせをしていたのはデニーズです(『JOJOVELLER HISTORY』28ページ)。連載が始まってからジョナサンでも打ち合わせるようになり、そちらの話が広まりました。
ジョナサン・ジョースターにスタンドはあるのか
原作本編のジョナサンは、スタンドを一度も使いません。波紋を教わるのは屋敷でディオと戦ったあとで、そこから先の戦いはすべて波紋です。
それでも「ジョナサンのスタンド」という話が出てくるのは、第3部の描写と、本編の外の資料があるからです。
第3部でDIOが使ったスタンド
第3部の序盤、DIOはジョセフのハーミット・パープルによく似たスタンドを使います。水晶玉への念写がそれです。
作中に持ち主の説明はありませんが、公式の画集にはジョナサンのスタンドだと書かれています。
このころのジョセフはカメラを叩き壊さないと念写できませんが、DIOは軽く叩くだけで写せます。
資料でだけ語られる「ザ・パッション」
小説『JORGE JOESTAR』では、このスタンドに「ザ・パッション」(受難)という名前が付いています。姿は茨の冠に似た形で、能力はジョースター家の血縁者の運命を予知することです。
資料ごとの扱いを表にまとめました。
| どこに書かれているか | スタンドの扱い |
|---|---|
| 原作本編(第1部・第3部) | 名前も持ち主の説明もない |
| 画集『JOJO A-GO!GO!』 | ジョナサンのスタンドと説明 |
| 小説『JORGE JOESTAR』 | 「ザ・パッション」。血縁者の運命を予知 |
| 小説『OVER HEAVEN』 | エンヤ婆が「ハーミット・パープル」と説明 |
原作だけを読むなら、ジョナサンにスタンドは出てきません。スタンド名が語られるのは本編の外の資料だけ、と覚えておくと迷いません。
ジョナサン・ジョースターの波紋の技
波紋は、師匠のウィル・A・ツェペリから教わった呼吸法です。呼吸で起こしたエネルギーを拳や物に流し、吸血鬼やゾンビに効かせます。
使う技は7つ。名前と中身を表にまとめました。
| 技名 | どんな技か |
|---|---|
| ズームパンチ | 腕の関節を外してリーチを伸ばす |
| 山吹色の波紋疾走 | 波紋を打撃で直接叩き込む |
| 青緑波紋疾走 | 水に波紋を走らせる |
| 銀色の波紋疾走 | 金属に波紋を伝える |
| 緋色の波紋疾走 | 熱を発生させる |
| 生命磁気への波紋疾走 | 木の葉などに波紋を流し、一つに寄せ集める |
| 最後の波紋 | 体内に残ったかすかな波紋を指先から打ち込む |
7つのうち最も強い波紋を放つのが、山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)です。
水なら遠くまで波紋を伝え、金属なら剣を防ぎながら攻撃できます。
最後の波紋は、客船でワンチェンを倒したときの技です(原作第5巻)。
ジョナサン・ジョースターの声優とキャスト
TVアニメでジョナサンを演じるのは興津和幸です(公式ポータルのキャラクターページ)。媒体ごとに担当が違うので、年つきで表にしました。
| 作品(年) | 担当 |
|---|---|
| TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』(2012年) | 興津和幸 |
| 劇場アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』(2007年) | 小西克幸 |
| ゲーム『ファントムブラッド』(2006年) | 田中秀幸(青年期)・中井和哉(少年期) |
| ミュージカル『ファントムブラッド』(2024年) | 松下優也・有澤樟太郎(Wキャスト) |
TVアニメより後の関連作品は、TVアニメ版のキャストに合わせられています。
2007年の劇場アニメはDVDなどにソフト化されておらず、小西克幸の声をあとから聞く手段はありません。
ミュージカル版は2024年2月の帝国劇場を皮切りに、札幌と兵庫でも上演されました(東宝ステージ公式)。ディオ・ブランドー役は宮野真守、エリナ役は清水美依紗です。
ジョナサン・ジョースターが登場する巻と話
主人公として動くのは、原作第1〜5巻とアニメ第1〜9話です。第1部の出来事ごとに、巻と話を表にしました。
| 出来事 | 原作の巻 | アニメの話 |
|---|---|---|
| ディオがジョースター家に来る | 第1巻 | 第1話 |
| 愛犬ダニーが焼き殺される | 第1巻 | 第1話 |
| ディオが石仮面をかぶる | 第2巻 | 第3話 |
| ツェペリと出会い波紋を学ぶ | 第3巻 | 第4話 |
| ブラフォード戦。「幸運と勇気の剣」を受け取る | 第3〜4巻 | 第6話 |
| ツェペリがタルカスに敗れて死ぬ | 第4巻 | 第7話 |
| ディオとの決戦 | 第5巻 | 第8話 |
| エリナとの結婚と客船 | 第5巻 | 第9話 |
第1部は原作第1〜5巻の全44話。第5巻の途中から第2部『戦闘潮流』が始まるので、第1部だけなら第5巻までで足ります。
アニメの各話に何が入っているかを知りたい人は、ジョジョ1部は何話から面白くなるのかも見てみてください。
愛犬ダニーはどうなったのか
ダニーは、ジョナサンが5歳のころに引き取られた愛犬です。来た当初は怯えて噛みついてきました。
ディオはジョースター家に来た日、出会い頭にダニーを蹴飛ばします(原作第1巻)。蹴りで歯を何本も砕かれ、ここから嫌がらせが始まります。
のちにダニーは、ディオの腹いせで焼却炉に入れられるように仕向けられます。口を針金で縛られたまま焼け死にました(原作第1巻/アニメ第1話)。
ディオがどういう人物かは、原作第1巻のこの場面ではっきりします。
ジョナサン・ジョースターの最期(1889年2月7日)
亡くなるのは1889年2月7日、新婚旅行中の客船の上でした(原作第5巻/アニメ第9話「最後の波紋!」)。まだ20歳でした。
結婚したのは5日前の2月2日、相手はエリナ・ペンドルトンでした。
その船に、ディオは首だけの姿で乗り込んでいます。ジョナサンは致命傷を負いながら配下を倒し、船を爆発させてゾンビごと始末しました。
エリナと生き残りの赤ん坊を逃がし、ディオの首を抱いたまま絶命しました。
赤ん坊はエリザベス、のちに第2部に出てくるリサリサです。エリナは新婚旅行で子を授かっていて、血筋はここで途切れませんでした。
ジョナサンの体はその後どうなったのか
奪われたのは、ジョナサンの首から下の体です。そこにディオが自分の首を乗せました。
最期の場面でジョナサンがディオの首を抱えているので、向きを取り違えやすいところです。
ディオは棺ごと海に沈み、およそ100年後に引き上げられてDIOとして第3部に現れます(原作第12巻)。
第3部の終わりにDIOは承太郎に敗れ、頭部を砕かれます。胴体も日光を浴びて灰になり、ジョナサンの体はここでなくなりました(原作第28巻)。
第4部以降、ジョナサン本人の登場はありません。DIOのスタンドはザ・ワールドの能力で詳しく扱っています。
家系図とジョルノ・ジョニィとの関係
ジョナサンから数えると、ジョセフは孫、空条承太郎は玄孫にあたります。家族と直系の子孫を表にしました。
| 続柄 | 人物 | 登場する部 |
|---|---|---|
| 父 | ジョージ・ジョースターI世 | 第1部 |
| 妻 | エリナ・ジョースター(旧姓ペンドルトン) | 第1〜2部 |
| 息子 | ジョージ・ジョースターII世 | 第2部で語られる |
| 義理の娘 | エリザベス(リサリサ) | 第2部 |
| 孫 | ジョセフ・ジョースター | 第2〜4部 |
| 曾孫 | 空条ホリィ・東方仗助 | 第3部・第4部 |
| 玄孫 | 空条承太郎 | 第3〜6部 |
| 来孫 | 空条徐倫 | 第6部 |
ジョナサンから見ると、徐倫は来孫(5代あと)にあたります。徐倫の側から見れば、ジョナサンは5代前の先祖です。
並びはジョナサン → ジョージII世 → ジョセフ → ホリィ → 承太郎 → 徐倫です。
ジョルノはジョナサンの子なのか
ジョルノ・ジョバァーナはDIOの子で、ジョナサンの子ではありません。ただし、父であるDIOの体はジョナサンのものです。
ジョルノがジョースター家の血と星のアザ、スタンド能力を受け継いでいるのは、そのためです。
第3部でジョセフや承太郎にスタンドが現れた背景にも、DIOが持っていたジョナサンの肉体があります。
第7部のジョニィ・ジョースターとの違い
第7部の主人公ジョニィ・ジョースターは、本名がジョナサン・ジョースターです。名前は同じでも、第1部のジョナサンと同じ世界の人物ではありません。
第7部は第6部の結末のあとに始まる並行世界の話で、ジョニィはそこにいる別のジョースター家の人物。上の家系図には入りません。
ジョニィのほうが気になった人は、第7部の主人公ジョニィ・ジョースターの記事へどうぞ。
参考
- 『ジョジョの奇妙な冒険』第1〜5巻・第12巻・第28巻(集英社、1987〜1992年)
- ジョジョの奇妙な冒険 公式ポータル アニメ1st Season ジョナサン・ジョースター
- ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』公式サイト
- Wikipedia「ジョナサン・ジョースター」
- Wikipedia「ファントムブラッド」


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