虹村億泰の声優は高木渉|ザ・ハンドの能力・身長・生死と登場巻

虹村億泰(にじむら おくやす)は、第4部『ダイヤモンドは砕けない』で東方仗助の親友になる高校1年生です。TVアニメの声優は高木渉、スタンドは右手で空間ごと削り取る「ザ・ハンド」です。

「億泰って死んだんだっけ?」と迷ったら、答えは「最後まで生き残る」。死亡するのは兄の形兆で、億泰は最終決戦で心肺停止になりながらも戻ってきます。

プロフィールからセリフの場面まで、根拠の巻と話数つきでまとめました。

この記事は第4部の結末に触れます(ネタバレを含みます)。

虹村億泰のプロフィール(身長・星座・学年)

億泰は身長178cm、てんびん座。第4部の舞台となる1999年の杜王町で、ぶどうヶ丘高校に通う1年生です。

アニメ公式サイトの人物紹介では、「単純で直情的だが気のよい人物」と書かれています。プロフィールを項目ごとにまとめました。

項目内容
名前(読み)虹村億泰(にじむら おくやす)
登場する部第4部『ダイヤモンドは砕けない』
年齢公式サイトに数字の記載なし(1999年に高校1年生)
誕生日公式サイトに月日の記載なし(星座はてんびん座)
身長・体重178cm/体重は公式サイトに記載なし
血液型公式サイトに記載なし
学校ぶどうヶ丘高校1年(由花子と同じクラス)
家族父、兄の形兆(18歳)。母は1987年に病死
スタンドザ・ハンド
初登場第29巻「虹村兄弟 その①」/アニメ第4部第3話

誕生日を知りたい人には惜しいところで、分かるのは星座のてんびん座まで。月日・年齢の数字・体重・血液型は、アニメと『オールスターバトル R』の公式サイトには書かれていません。

学ランの右肩には「億」、左肩には「BILLION」の文字。甘党で、辛いものは苦手です。

「虹村」は、荒木飛呂彦が漢和辞典を取り出しながら「虹がいいなあ」と考えて決めた名字です(画集『JoJo6251』)。

ほかのキャラクターと身長を比べるなら、ジョジョのキャラ身長一覧で並べて見られます。

スタンドは「ザ・ハンド」(右手で空間を削り取る)

ザ・ハンドは、右手で掴んだ物を空間ごと削り取る人型のスタンドです。削られた空間は自然に閉じ、削った物の行き先は億泰本人にも分かりません。

空間だけを削れば、自分や相手を瞬間移動させることもできます(アニメ公式サイト)。削った空間が閉じる力を使えば、離れた物を手元へ引き寄せられます。

弱点は、右手を弧を描くように大きく振らないと削れないこと。レッド・ホット・チリ・ペッパーにも「スローすぎる」と指摘されています(第33巻)。

ステータスは破壊力B・スピードB・射程距離D・持続力C・精密動作性C・成長性Cです。

できること・できないことを、場面の巻と一緒に整理しました。

項目できる・できない場面(巻)
掴んだ物を空間ごと削るできる第4部を通して
削った物を元に戻すできない—
空間を削って瞬間移動するできる音石明戦(第33〜34巻)
離れた物を引き寄せるできる猫草を奪う(第46巻)
空気弾を爆発させずに消すできる吉良との最終決戦(第46巻)

作中の戦いで、敵そのものを削った場面は一度もありません。直接削るより、瞬間移動や引き寄せといった応用で戦うスタンドと覚えておくと、戦いの場面を追いやすくなります。

削った物は、クレイジー・ダイヤモンドでも元に戻りません。ほかに直せないものは、クレイジー・ダイヤモンドの能力の記事で一覧にしています。

スタンド名の元ネタは、「ザ・バンド」(The Band)というバンドです。出典は、集英社のジャンプリミックス『ダイヤモンドは砕けない vol14 ラブ・デラックス編』83ページ。

虹村億泰の声優は高木渉(アニメ・OVA・ゲーム・実写)

TVアニメ『ダイヤモンドは砕けない』(2016年)で億泰の声を担当しているのは、高木渉です(アニメ公式サイト)。

ここがポイントで、億泰の声はアニメより3年早い2013年のゲーム『オールスターバトル』から、ずっと同じ人です。仗助はこのゲームでは羽多野渉が担当し、『オールスターバトル R』でアニメの小野友樹に替わりました。

作品ごとの担当を、年と合わせて一覧にしました。

作品(年)担当
TVアニメ『ダイヤモンドは砕けない』(2016年)高木渉(小学生時代は齋藤小浪)
ゲーム『オールスターバトル』(2013年)高木渉
ゲーム『アイズオブヘブン』(2015年)高木渉
OVA『岸辺露伴は動かない』(2017〜2020年)高木渉
ゲーム『オールスターバトル R』(2022年)高木渉
実写映画『ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年)新田真剣佑(幼少期は岩田琉聖)

OVAで億泰が出てくるのは、「富豪村」(2017年)・「六壁坂」(2018年)・「懺悔室」(2020年)の3作です。

高木渉の代表作には、『名探偵コナン』の小嶋元太と、本人と同じ名前の高木渉の役もあります。

実写映画(2017年8月4日公開)で億泰を演じたのは新田真剣佑です。

この映画では、形兆の最期の場面が原作と違います。出てくるのはレッド・ホット・チリ・ペッパーではなく、シアーハートアタックです。

第4部のほかのキャストはジョジョの声優一覧で確かめられます。

虹村億泰が登場する巻と話

億泰は第29巻で初登場し、第4部が終わる第47巻まで出てきます。アニメ(全39話)なら第3話からです。

出来事ごとに、原作の巻とアニメの話数を対応させました。

出来事原作の巻アニメの話
兄の形兆とともに初登場第29巻第3話
形兆の攻撃を受け、仗助に治される第30巻第4話
兄の形兆が殺される第30巻第5話
トニオの店で料理を食べる第33巻第10話
レッド・ホット・チリ・ペッパーと戦う第33〜34巻第11〜12話
重ちーと宝くじの賞金を手に入れる第36巻第18〜19話
バイツァ・ダストで一度爆死する第45巻第36話
心肺停止から戻り、仗助を助ける第46巻第38話
猫草を家族に迎える第47巻第39話

第47巻には、第4部の最後の3話と第5部の始まりが一緒に入っています。巻数で第4部の終わりを探すときは、この1冊が境目です。

虹村億泰のセリフと場面は何巻・何話?

ここで取り上げる億泰のセリフの場面は3つで、第33巻に2つ、第46巻に1つです。場面は覚えていても、何巻の何話かは意外と思い出せないものですよね。

場面原作の巻アニメの話
トニオの店の水を飲み、涙があふれ出す第33巻第10話
音石明戦で、迷った末に叫ぶ一言第33巻第11話
夢の中で兄と会い、杜王町に戻ると決める第46巻第38話

トニオの店では、料理を食べるたびに億泰の体が異様に健康になります(第33巻)。そのため仗助は、トニオを敵のスタンド使いだと疑いました。

「もうどっちか考えるのは面倒くせえぇぇッ!」は、音石明戦の最中に億泰が叫ぶ一言です。ゲーム『オールスターバトル』(2013年)では、億泰の大技の名前になりました。

『オールスターバトル R』の公式サイトにも、「考えるのは面倒くせえぇぇッ!」の形で載っています。

億泰はいつも兄を頼ってきたため、決断が苦手です。そこをレッド・ホット・チリ・ペッパーに指摘されてから、兄を越えることを意識するようになります。

夢の場面は、結末とあわせて次の見出しで見ていきます。

虹村億泰は死亡する? 結末と生死

億泰は死亡せず、第4部の最後まで生き残ります。

ややこしいのは、兄の形兆が死ぬうえに、億泰自身にも死んだように見える場面が2回あること。場面ごとに分けて確かめます。

死亡するのは兄の形兆(第30巻・アニメ第5話)

兄の形兆は、弓と矢で町の人を射抜き、スタンド使いを増やしていました。目的は、死ねない怪物になった父を「普通に死なせてやる」能力者を探すことです。

仗助に敗れたあと、形兆はレッド・ホット・チリ・ペッパーの急襲から億泰をかばいます。弓と矢もろとも電線に引き込まれ、感電死しました(第30巻)。

億泰は兄の死を、人を殺し続けてきた当然の報いだと割り切ります。それでも最後は自分の身代わりになってくれたと信じ、仇を討つと誓いました。

第30巻はタイトルも「虹村億泰・形兆」で、1冊すべてが虹村兄弟の話です。

バイツァ・ダストの「死」は時間が戻って消える(第45巻)

吉良吉影のバイツァ・ダストでは、露伴に続いて仗助・承太郎・康一・億泰も一度まとめて爆死します(第45巻)。

これは、時間が巻き戻って同じ朝をくり返すなかでの出来事です。本名を口にしたところを仗助に見られた吉良は、露伴が死ぬ前の時点でバイツァ・ダストを解除しました。

この爆死はなかったことになり、億泰は生きたまま吉良との市街戦に加わります。吉良が最後にどうなるかは、吉良吉影のプロフィールと結末で追いかけられます。

最終決戦で心肺停止から戻ってくる(第46巻・アニメ第38話)

市街戦で、億泰は猫草(ストレイ・キャット)の空気弾を受けて重傷を負い、心肺停止の状態になります(第45〜46巻)。

吉良は倒れた億泰の体を爆弾に変えます。川尻早人が捨て身で億泰に触り、この爆弾を解除しました。

億泰を呼び戻したのは、仗助のクレイジー・ダイヤモンドによる修復と、夢の中での決断です。夢に現れた兄に行き先は自分で決めろと諭され、億泰は杜王町に戻ることを選びます。

「クレイジー・ダイヤモンドは死者を治せないのに?」と引っかかった人へ。このときの億泰は、心肺停止の状態から修復を受けて戻ってきています。

戻った億泰は、ザ・ハンドで空気弾を爆発させずに消します。キラークイーンの腹から猫草を引き寄せて奪い、追い詰められていた仗助の形勢を逆転させました。

父と猫草、第4部のあとの出番

父が怪物になったのは、DIOが死んだことで頭の「肉の芽」が暴走したためです。

最終決戦のあと、億泰はもらい手のいない猫草を家族に迎えます。猫草は父を気に入り、一緒に暮らすようになりました(第47巻)。

アニメ最終話の第39話には、父と猫草を連れてトラサルディーを訪ねる場面が足されています。トニオの料理でも父は肌がきれいになっただけですが、億泰は気にしていません。

OVA『岸辺露伴は動かない』の「富豪村」には、オリジナルのエピローグがあります。康一の家に居候する露伴に、億泰が虹村家の空き部屋への引っ越しを勧める場面です。

漫画の「密漁海岸」(『週刊少年ジャンプ』2013年46号)にも、仗助・康一と一緒に出てきます。

東方仗助・兄・父との関係(関連する人物)

億泰は、兄を手伝う敵として東方仗助の前に現れます(第29〜30巻)。敗れた億泰は、形兆の攻撃に巻き込まれて顔に無数の穴があきました。

仗助は、形兆のスタンドの正体を話せば治してやると持ちかけます(アニメ第4話)。口を割らない億泰の傷を、仗助はそれでも治しました。

父を治すスタンド使いを探すなら手伝う、という仗助の言葉で億泰は改心し、以後は親友になります(第30巻)。仗助のプロフィールや結末は、東方仗助のスタンド・声優・結末にまとめています。

仗助のほかに、億泰と関わりの深い人物を表にしました。

人物億泰との関係場面(巻)
虹村形兆兄。億泰をかばって死亡第30巻
父肉の芽で怪物に。猫草と暮らす第30巻・第47巻
広瀬康一同学年の友人第29〜30巻
山岸由花子高校の同じクラス—
トニオ・トラサルディー料理で億泰を感動させた料理人第33巻
音石明兄の仇(レッド・ホット・チリ・ペッパーの本体)第33〜34巻
岸辺露伴仗助と一緒に露伴の家へ乗り込む第34〜35巻
矢安宮重清(重ちー)宝くじの賞金を分け合った中学生第36巻

トニオから重ちーまでの4人との話は、第33〜36巻に続けて入っています。まとめて読み返すなら、この4冊です。

参考

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