広瀬康一の声優は梶裕貴|身長・スタンド・由花子と露伴・結末

広瀬康一は、第4部『ダイヤモンドは砕けない』の語り手で、仗助の同級生です。TVアニメの声優は梶裕貴、スタンドはエコーズ、設定上の身長は157cmです。

第5部『黄金の風』の序盤で姿を消すので、「康一はその後どうなったの?」と迷いやすいところ。康一は第4部を最後まで生き残り、第5部では承太郎に報告した場面が最後の出番です(第49巻)。

この記事では、プロフィールと登場する巻・話、山岸由花子や岸辺露伴との関係まで、根拠の巻つきでまとめました。

第4部の結末と第5部序盤の展開、『岸辺露伴は動かない』の一部に触れます(ネタバレを含みます)。

広瀬康一のプロフィール(身長・誕生日・年齢)

第4部が始まる1999年4月、康一は15歳の高校1年生です。誕生日は1984年3月28日で、星座は牡羊座。

第4部は、康一の独白「広瀬康一15さい」から幕を開けます(第29巻)。主なプロフィールを表にまとめました。

項目内容根拠
名前(読み)広瀬康一(ひろせ こういち)アニメ公式サイト
登場する部第4部・第5部の序盤原作第29〜49巻
年齢・学年15歳・ぶどうヶ丘高校1年(1999年4月)原作第29巻・アニメ第1話
誕生日・星座1984年3月28日・牡羊座—
身長157cm(設定上)—
体重・血液型アニメ公式サイトの人物紹介には記載なし第4部・第5部の人物紹介
住まいM県S市杜王町アニメ公式サイト
家族両親・2つ上の姉の綾那・老犬ポリス—
スタンドエコーズ(ACT1〜ACT3)原作第31〜38巻
初登場承太郎と仗助が出会う場面原作第29巻

体重や血液型の数字をほかで見かけたら、原作の何巻の記載なのかを確かめておくと安心です。

見た目で変わっていくのは髪です。窮地を自分で乗り越えるたびに、康一の髪は逆立っていきます。

名字の由来は、宮城県仙台市を流れる広瀬川です。

身長157cmなのに、もっと小さく見える理由

157cmは設定上の数字です。作中ではデフォルメされ、第4部の物語が進むにつれてどんどん小さく描かれるようになりました。

絵の印象と数字が合わないのは、このためです。ほかのキャラと身長を比べたい人は、ジョジョのキャラ身長一覧をどうぞ。

スタンドはエコーズ(ACT1〜ACT3)

エコーズは、康一の精神的な成長に合わせて、脱皮するように進化するスタンドです。

生まれたきっかけは、虹村形兆の「矢」で射抜かれたことでした(第29巻)。致命傷を負いますが、仗助のクレイジー・ダイヤモンドに傷を治され、スタンド使いになります。

最初は卵の姿で現れ、小林玉美との戦いで殻を破ります(第31巻)。ACT1からACT3までの違いは次のとおりです。

ACTできること生まれた巻
ACT1物に擬音の文字を貼り、音を響かせる第31巻
ACT2しっぽ文字に触れた者に擬音の効果第32巻
ACT3殴った物を重くする「3 FREEZE」第38巻

ACT1の射程は50m程度で、ACT3の重さは康一が対象に近づくほど増します。のちには3つを用途に合わせて使い分けるようになり、第5部で主に使うのはACT3です。

射程の長いACT1は偵察に、ACT3は相手の足止めにと、同じスタンドで役割を分けて使えます。

スタンド名の由来は、イギリスのバンド、ピンク・フロイド(Pink Floyd)の曲「エコーズ(Echoes)」です。

広瀬康一の声優(アニメ・ゲーム・実写)

TVアニメの声優は梶裕貴です。第4部・第5部とも、アニメ公式サイトの人物紹介には「CV:梶裕貴」とあります。

ただし、ゲームの一部と実写映画では別の人が演じています。作品ごとの担当を一覧にすると、次のとおりです。

作品担当
TVアニメ第4部(2016年)梶裕貴
TVアニメ第5部(2018〜2019年)梶裕貴
OVA『岸辺露伴は動かない』梶裕貴
ゲーム『オールスターバトル』『アイズオブヘブン』朴璐美
TVアニメ以降のゲーム(『オールスターバトル R』など)梶裕貴
PS2『黄金の旋風』(2002年)ゲーム内の出番なし/サウンドトラックに夏樹リオの声
実写映画(2017年8月4日公開)神木隆之介

「康一の声優」で梶裕貴と朴璐美の2人の名前が出てくるのは、ゲームごとに担当が違うためです。朴璐美が演じたのは表の2作で、TVアニメ第4部より後に出たゲームは梶裕貴が演じています。

実写映画の題は『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』です。

部ごとの主要キャストは、ジョジョの声優一覧にまとめています。

広瀬康一が登場する巻と話

第4部・第5部の本編で、康一の初登場は第29巻、最後の登場は第49巻です。主な出来事を、原作の巻(第1〜5部の通し巻数)とアニメの話数でまとめました。

出来事原作の巻アニメの話
承太郎と仗助の出会いに居合わせる第29巻第4部第1話
虹村形兆の「矢」で射抜かれる第29巻第4部第3話
小林玉美戦でエコーズが殻を破る第31巻第4部第6話
由花子に告白され、監禁される第32巻第4部第8〜9話
露伴に本にされる第34巻第4部第14話
露伴と「地図にない小道」へ第35〜36巻第4部第17話
由花子とエステ「シンデレラ」の一件第37〜38巻第4部第20話
シアーハートアタック戦でACT3第38〜39巻第4部第23〜24話
チープ・トリックから露伴を救う第44巻第4部第34話
吉良との決着第46〜47巻第4部第39話
ジョルノに荷物を盗まれる第47巻第5部第1話
ブラック・サバス戦と承太郎への報告第48〜49巻第5部第4話

注意したいのが第47巻です。第4部の最後の3話と第5部の始まりが、同じ1冊に入っています。

第4部を読み終えたら、そのまま同じ巻で第5部の康一に進めます。

結末と生死(第5部序盤で退場)

康一は第4部を最後まで生き残ります。第5部の本編で最後に描かれるのは、序盤で承太郎に電話で報告する場面です(第49巻)。

第4部では吉良との決着まで戦い、生き残る

シアーハートアタック戦では、進化したACT3の能力で相手を重くしてしのぎます。ところが直後に姿を現した吉良から、容赦ない攻撃を浴びせられました(第39巻/アニメ第4部第24話)。

終盤には、吉良のバイツァ・ダストで仗助・承太郎・億泰と一緒に一度は命を落とします。ただし時間が巻き戻り、その死はなかったことになります。

最終決戦で吉良は、救急隊員の女性にバイツァ・ダストを仕掛けようとします(アニメ第4部第39話)。それを止めたのが、康一のエコーズACT3と承太郎のスタープラチナ・ザ・ワールドでした(第46〜47巻)。

第4部の幕を閉じるのも、康一の語りです。1999年の夏はほとんどの人にとって、いつもと同じように過ぎていった、と振り返ります(第47巻)。

第29巻の独白と合わせて、第4部は康一の語りで始まり、康一の語りで終わります。

第4部でほかに誰が生き残ったかは、ジョジョ死亡キャラ一覧と生き残りで確かめられます。

第5部はブラック・サバス戦のあと承太郎に報告して退場

2001年、第4部の2年後。康一はヨーロッパ旅行のついでに承太郎に頼まれ、イタリアのネアポリスへ向かいます(第47巻)。

目的は、汐華初流乃(ジョルノ)の皮膚を採取すること。承太郎が康一に頼んだのは、エコーズが隠密調査に向くうえ、心情的にDIOの息子に会いたくなかったためです。

ネアポリスで出会った青年ジョルノに、康一はパスポートの入った荷物を盗まれます(第47巻/アニメ第5部第1話)。

荷物を取り返しに行った先で待っていたのは、ジョルノの「入団試験」でした。現れたポルポのスタンド、ブラック・サバスに2人で立ち向かいました(第48〜49巻/アニメ第5部第4話)。

この戦いの中で、康一は「矢」の存在に気づきます。

承太郎は報告の電話で、ジョルノがスタンド使いだと確かめます。康一を危険な目に遭わせたことを詫び、調査はここで打ち切られました。

第5部では、この電話が康一の最後の出番です。TVアニメの第5部でも、第4話が最後になります。

本編の外での康一の出番は、このあとの「岸辺露伴との関係」で表にしています。

山岸由花子との関係(告白・監禁から両想いまで)

由花子とは、第4部の途中で両想いになります。ただ、始まりは一方的な告白と監禁でした。

由花子は同じ高校1年生で、億泰と同じクラス。康一に一目ぼれし、喫茶店に呼び出して告白します(第32巻)。

思い込みの激しい由花子は、康一を別荘に監禁します(第32巻/アニメ第4部第8〜9話)。自分好みに教育するためでした。

戦いの最中に崖が崩れ、由花子は転落しかけます。命を救ったのは、康一が仕掛けておいたエコーズの能力でした(第32巻)。

康一を振り向かせたくて、由花子は辻彩のエステ「シンデレラ」を訪ねます(第37〜38巻/アニメ第4部第20話)。

条件を破って崩れた由花子の顔を、辻彩は最後に元に戻しました。自分の犠牲をいとわない康一の優しさに、心を打たれたためです。

この一件のあと、2人は両想いになります。

「2人は結婚したの?」と気になった人へ。原作は両想いになるところまでで、結婚など、その先のことは描かれていません。

原作の外では、小説『The Book』で由花子が康一のテスト勉強を見て、無事に進級させています。OVA「懺悔室」のエピローグにも、2人はそろって登場。霊を怖がる康一に、そうなったら自分が追い払ってあげる、と由花子が返す場面もあります。

第4部のあとを描く作品でも、2人の仲は続いています。

岸辺露伴との関係(本にされた相手から親友へ)

露伴は本音では相手が誰でも見下していますが、康一だけは例外です。友情と尊敬の念を持ち、康一を「親友」と言います。

第4部・第5部の本編

1999年5月、康一はサインをもらいに露伴の自宅を訪ねます。露伴はヘブンズ・ドアーで康一を本にし、記憶を読みました(第34巻/アニメ第4部第14話)。

仗助に倒されたあと(第35巻)、露伴は康一と「地図にない小道」に入り込みます。そこで出会ったのが、杉本鈴美の幽霊でした(第35〜36巻/アニメ第4部第17話)。

チープ・トリックに取り憑かれたとき、露伴が自宅に呼び出して助けを求めたのは康一です(第44巻/アニメ第4部第34話)。背中をどうしても見せない露伴に、康一が怒って帰ってしまう一幕もあります。

最後は駆けつけた康一の助けと、振り向いてはいけない小道を使って、露伴はチープ・トリックを倒しました。

第5部の露伴は名前だけの登場です。康一がイタリア語を流暢に話せたのは、露伴がヘブンズ・ドアーで話せるようにしたためでした。

第4部で康一を本にした露伴が、第5部では旅の準備を手伝う側に回っています。

『岸辺露伴は動かない』と小説での2人

スピンオフでも、康一は露伴のそばに出てきます。作品ごとの出番を見ていきましょう。

作品康一の出番
漫画「密漁海岸」仗助・億泰と「トラサルディー」で食事
OVA「懺悔室」露伴にイタリア語を頼むプロローグ
OVA「六壁坂」ラストで露伴の話を一緒に聞く
OVA「富豪村」居候する露伴の話の聞き手
小説『The Book』露伴と死体を見つけ、事件を追う

漫画の「六壁坂」では、27歳の露伴が取材のために山を買って破産し、画集だけを持って康一の家に転がり込みます。この出来事は、以後の短編にも引き継がれています。

ただし、この話に康一本人は出てきません。康一の姿を見たいなら、OVA版の「六壁坂」のほうです。

OVA「富豪村」の最後は、OVAだけのエピローグです。そこでも露伴は広瀬家に居候していて、康一に迷惑そうにされています。

乙一の小説『The Book』(集英社、2007年11月26日発売)は、第4部の後日談です。康一は語り手の1人として登場します。

冬休みの終わる3日前、康一は露伴と一緒に血まみれの猫に出会い、女性の奇妙な死体を見つけます。この作品で、康一がスタンドを使って戦う場面はありません。

露伴と康一の2人をもっと読みたいなら、この小説も手に取ってみてください。

実写ドラマの原作がどの話かは、岸辺露伴の実写ドラマの見る順番と原作で一覧にしています。

関連する人物(承太郎・仗助・ジョルノ・康穂)

承太郎・仗助・ジョルノの3人は康一と直接関わる人物で、康穂は名字が同じ別人です。

  • 空条承太郎: 康一を特に信頼している。第5部でイタリア行きを頼んだ依頼主
  • 東方仗助: 同級生。「矢」の傷をクレイジー・ダイヤモンドで治した
  • ジョルノ・ジョバァーナ: 第5部の主人公。荷物を盗んだ相手で、ブラック・サバス戦では共闘した
  • 広瀬康穂: 第8部『ジョジョリオン』の人物。杜王町に住む19歳の大学1年生

第8部の舞台は、第4部と同じ地名のM県S市杜王町です。似た名前の人物も出てきますが、第4部の人物とは別物です。

康穂は壁の目で、土に埋もれた青年を見つけます。その青年の正体は、東方定助の正体で追っています。

参考

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